おはようございます。
ライフオーガナイザーのこすぎりさです。
冬のアウターのダウンジャケットやダウンコート。特に、外遊びや自転車送迎の多い子育て中は、軽くて暖かいダウンは手放せません!
「ママー!」と抱きついてくる子どもに、手や口元の汚れや涙をなすりつけられたりするもの。石油系のドライクリーニングでは落ちない汗やシミ汚れが気になっていました。それに、着古したダウンやファストブランドのダウンは、クリーニングの代金が割に合わなくなってくるのも気になるところ。
自宅で洗えることを知って試したところ、思いのほか気持ちがよくて、クリーニング代の大幅な節約にもなりました!ダウンはもう10年以上自宅で手洗いしている、わが家のホームクリーニング法をご紹介します。
■中性洗剤を使えば、ダウンは自宅で洗える
ネットを検索すると、さまざまなクリーニング業者のサイトで「ダウンを自宅で洗う方法」が見つかります。そこでわかったことは、ドライクリーニングでは油性汚れは落ちるが、水溶性の汗などの汚れは落ちないということ。また、ドライクリーニングを重ねると、ダウンの羽毛の油分まで落ちて保温力が半減してしまい、ふっくら感が次第に落ちていくそうです。
そこで、最初はドキドキしながらアウトドアショップで販売している「ダウン専用の中性洗剤」で洗ってみました。慣れてきたところで、ふだん使っている「サンスター株式会社」の「ドライアップ」で洗うようになりました。
汚れがよく落ちるし、残る洗剤の香りがうっすらで気に入っています。洗剤の違いによる仕上がりの差はよくわからなかったので、ふだん使っている「中性洗剤」ならば、十分ダウンは洗えると感じています。
「ドライアップ」の「お洗濯マニュアル」はこちらを参考に。
■ショート丈はバケツ、ロング丈は浴槽を使って洗う
あまりかさばらないショート丈のダウンやインナーダウンなどは、バケツにぬるめのお湯とドライアップを入れてもやさしくもみ洗い。ロング丈やかさばる厚みのダウンは、お風呂の浴槽を使ってやさしく踏み洗いしています。
襟元やヘアオイルなどの汚れは、あらかじめスポンジに洗剤をとり、擦りつけてから洗うときれいになります。
もみ洗いしていると色のついた液になり、1シーズンしか着ていないダウンでも意外と汚れていることがわかります。
きれいになっていくさまは気持ちがいいものです!
■すすぎは大変!だが、3回ほど繰り返してから脱水
浴槽で洗うときは特に、すすぎが大変です!小分けにするなどして、3回ほどこぼしながら泡がなくなるまですすぎます。
その後、洗濯機で脱水しています。
■乾燥機は「低温」設定、ボール2個使いでダウンの羽毛を攪拌
自然乾燥だと何日もかかったり、中まで乾燥していなかったりするため、カビの原因にもなります。そこで、わが家では乾燥機を使用して中までしっかり乾かしています。脱水後は一度取り出してかたちを整えてから、乾燥機を「低温」に設定して乾燥します。
その際、革製の硬い野球ボール2つを一緒に入れて、乾燥しています。
ダウンをボールで叩きながら乾燥させることで、ダウンの偏りがなくなるそうです。ガタンガタン音がしますが、特に洗濯機が壊れることなく、仕上がりもふわふわになります。
革の野球ボールはダウン専用として持っていて、毎回使っていますが、乾燥の熱で表面が溶けることはありません。ただし、熱に弱い素材のボールは注意が必要だと思います。
ダウンの手洗いは、やる気と体力がいるので、「ゴールデンウィークまでにやる家事」としています。浮いたクリーニング代で「ゴールデンウィークにおいしいものを食べる!」と決めて取りかかるのも、億劫にならずにするコツです!
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ライフオーガナイザー こすぎりさ
ブログ:marute