おはようございます。
ライフオーガナイザーの田宮絵理です。
子どもの夏休みの宿題は毎年ギリギリ、「宿題をやりなさい!」とつい言ってしまう……、そんなことはありませんか?
わが家では、長女が小学校1年生のときから、夏休みの宿題は片づけと同じ手順で進めています。毎年、スムーズに宿題を終わらすことができている、宿題を進める5つのステップをご紹介します。
目次
■どんな夏休みにしたいか話す(思考の整理)
わが家では夏休みになると、やりたいことや行きたいところを親子で話し合い、理想の夏休みを親子で思い描くことからはじめます。旅行やチャレンジしてみたいことなどを考えて、カレンダーを見ながら楽しく計画を立てています。
片づけに置き換えると「理想の暮らしを考える、思考の整理」と同じステップです。
■宿題の全体量を確認する(全部出す)
理想の夏休みスケジュールが決まったら、次は宿題の内容をすべて確認します。
宿題のお知らせのプリントには文章で記載されているため、大人でもわかりづらいことがあります。親子で宿題を全部出し、プリントを見ながら指差しチェックをすると、お互いに確認できるので安心です。
片づけの「全部出す」と同じステップです。
■チェックリストを作り教科ごとに分ける(分類する)
わが家ではExcelで教科ごとに分けたチェックリストを作成しています。終わらせたら○をつけるので、宿題の進捗も見える化できます。一度作成すれば、毎年少しの変更だけで使いまわせるので楽ちんです。
チェックリストを作るときに、工作や自由課題はあらかじめ決めて記入しておきます。チェックリストは、宿題と一緒にクリアファイルに入れて保管しています。
この作業は片づけに置き換えると「分類する」になります。
■子どもと一緒に宿題をやる(実践する)
チェックリストを作ることまで手伝えば、子どもが自分でできるところまで、計画にそって宿題を進めてくれます。算数など進みが遅い教科は、一人でやるのが難しい場合もあるため、一緒に宿題をすることもあります。
片づけでは「収める」作業です。
■宿題の進捗や完了のチェック(見直し)
娘たちは夏休みも学童保育で過ごしているので、週に2~3回帰宅後に進捗をリストで確認しています。親の○つけが必要であれば、そのときにチェックします。
チェックリストだけでなく、宿題が完了しているかも確認が必要です。進みが遅かったり、なかなか○にならない宿題は、子どもが苦手なところなので、親子で復習しています。
片づけでは「見直す・維持する」ステップです。
夏休みでも私は仕事があるので、娘たちは学童保育で宿題を進めていかなければなりません。自分で宿題の量を把握できれば、宿題を進めやすくなります。
長女は残りの量が見える化できると、宿題を早く終わらせたくなるそうです。計画的に宿題が終わるとゆとりができて、お休みを家族で楽しめています。
子どもの夏休みに関する記事はこちらにも:
・会社勤めを続けながらでもできる! 子どもの夏休みを充実させるひと工夫
・夏休みの宿題対策! すすんでやる仕組みのポイントは、“見える化”と“新一年生の弟”でした
・夏休みの宿題対策! ガミガミ言わないための3つの仕組みづくり
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ライフオーガナイザー 田宮 絵理
HP:働くママが「楽しく楽に」なるお片づけTammy the Organize