会社勤めを続けながらでもできる! 子どもの夏休みを充実させるひと工夫

おはようございます。
ライフオーガナイザーで現役会社員でもある手塚千聡です。

夏休み真っ最中ですね。主婦のお母さんにとっては、「1日3度の食事を用意し、子どもたちのあり余るパワーに付き合って疲れてしまう……」とはよく聞く話。「大変そう!」と思う反面、羨ましく思うこともあります。なぜなら会社勤めの母には、子どもの夏休みもいつもと変わらない日常で、子どもたちに十分付き合うのは難しいから。

そこで、お勤めを続けながらでも、まとまった休暇を取らなくても、子どもたちの夏休みをサポートし、一緒に楽しむ工夫をいくつかご紹介します。

■“夏休みカレンダー”で、共働き家庭でも夏休みを忘れない!

夏休みに入ってすぐに取り掛かったのは、夏休みのカレンダーづくり。無意識に過ごしていると、お勤め母の1カ月なんてあっという間に過ぎてしまい、夏休みだということを忘れてしまうことも……。わが家にとっての“夏休みカレンダー”は、家族の予定を共有しながら、“子どもたちの夏休み”を忘れないためのツールでもあります(笑)

いつものカレンダーは、収納の扉裏にひっそりと貼っていますが、この“夏休みカレンダー”は別格。大きな模造紙を買ってきて、カレンダーに仕立てて、家族が集まるダイニングテーブル横の壁にどんと掲示しました。これなら忘れようもありません(笑)。

会社勤めを続けながらでもできる! 子どもの夏休みを充実させるひと工夫

いつもならパソコンで入力して出力するだけですが、ベースは私が作り、ほかは子どもたちにも手伝ってもらいました。予定を伝えて書き込んでもらったり、空いたところに夏休みらしい絵を描いてもらったり。みんなでワイワイやりたいことを話しながら予定を組んだりも。カレンダーづくりそのものが、夏休み最初の一大イベントになりました。

会社勤めを続けながらでもできる! 子どもの夏休みを充実させるひと工夫

また、夫の発案で週ごとにテーマを決めることに。「宿題をすっきり片づける週間」、「自然のなかで思いっきり遊ぶ週間」など、夏休み全5週分のテーマを決めました。これでぐっとメリハリがつき、過ごし方のイメージをみんなで共有できました。

■朝のラジオ体操と夜のお出かけで、特別感を演出!

私の住む地域では、夏休みの間2週間程度、大人も子どもも参加できる、朝のラジオ体操があります。早い時間に始まり、大人も参加OKなので、家族で参加することにしました。出勤前に公園でラジオ体操なんて、個人的にはこれだけで、かなり夏休み気分です。毎日だとさすがにハードなので、休み休み、無理のない範囲でイベントとして参加しています。

会社勤めを続けながらでもできる! 子どもの夏休みを充実させるひと工夫

他にも夏休み中の週末は、早めにごはんとお風呂を終えて、夕方から近所のおでかけスポットに。日が長いので、大阪だと夜の7時近くまで明るい空の下で遊びに出かけられます。日中は暑すぎたり、人でごった返したりする場所も、夕方からは過ごしやすくて快適。帰ったら寝るだけなので、夜更かしで生活リズムが崩れることもありません。

ショッピングモールでお茶したり、お友だち親子と集合したり、映画を観たり動物園に行ったり。いつもの一日の流れを少し入れ替えるだけで、特別感を味わえておすすめです。

■“子ども参観日”で働く親の日常を見せる!

「子ども参観日」ってご存知ですか? 子どもたちの長期休暇を利用して、保護者の職場を見学するイベントのことで、企業などで取り組みが広がっているそうです。私の勤め先では行われていないのですが、ちょっとした“子ども参観日”をここ数年独自に実践しています。それは、子どもたちにオフィスのあるエリアを紹介し、一緒にランチを食べるというもの。

私たち夫婦の職場は、決まった夏休みではなく、それぞれの都合で有給休暇を消化するスタイル。1日だけ休みをずらし、休みのほうが子どもたちとそれぞれの職場近くに出かけて、「これがお父さん(お母さん)が働いている場所だよ」と案内しながら、お昼の休憩時間に近くで家族そろって、ランチを取ります。

職場そのものには立ち入らないので、本来の趣旨とは少し違うと思いますが、特に勤め先の許可も必要ないので気軽に取り組めます。子どもたちにとっては、普段は知らないお父さん、お母さんの通勤電車に乗り、職場近くに行くだけで十分特別なイベントになっているようです。

会社勤めを続けながらでもできる! 子どもの夏休みを充実させるひと工夫

共働き家庭にとっては、あっという間に過ぎてしまう夏休み。気軽にできるひと工夫で、思い出に残る夏休みにできるといいですよね。

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ライフオーガナイザー 手塚千聡
ブログ : 不機嫌にならない暮らし~会社員ワーママの、ラクしてシェアして、時間を生み出す暮らし術~

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