防災リュックの食品見直しが即終了。期限がわかる一覧表で出さずに見直し

おはようございます。
ライフオーガナイザーの尾花美奈子（おばなみなこ）です。

年2回、3月と9月は防災グッズの見直しの話題が聞かれるようになりますね。私も、見直さなかったために後悔するようなことにはなりたくないので、その気持ちを原動力に見直しをしています。

ただ手間がかかって大変と感じるところもあり、見直しの仕組みを変えたところ、ぐんと楽になりました。

■防災リュックの見直しが大変なのは、すべてを出すから

いろいろある防災グッズの見直しの中で、いちばん大変と感じていたのが防災リュックでした。なぜなら、見直すには中のものをすべて出さねばならず、出せば散らかり、家族4人分ともなると数が多くて時間がかかって疲れていたからです。

ただ見直しを重ねるうちに気づいたのが、「賞味期限がある食品と水ばかり入れ替えている」ということでした。他のものは、出してもそのまま戻します。それなら、「毎回すべてのものを出して見直す必要はないのでは」と疑問に感じるようになりました。

家族4人分のリュックの中の食品と水の賞味期限を一覧表にしてみると、リュックから出さずに見直しができるようになり、大助かり！

出さなければ散らからないし、見直しを食品と水に限定したことで負担が減りました。また、一覧表を確認するだけならいつでも短時間でできるので、忙しい日々の中でもできます。

毎月上旬に一覧表を確認し、その月に期限が切れるものを新しく買って入れ替え、一覧表の期限を手書きで上書き。上書きした箇所は最近入れ替え済みという証拠なので、次回はそれ以外を確認して楽をしています。一覧表の作り替えも、上書きがいっぱいになった時だけです。

なお一覧表は、下駄箱の扉裏の目の高さの位置に貼っています。ここは自転車のカギの指定席でもあり、自然と目につく場所に貼ることで確認のし忘れを予防しています。

見直し頻度を毎月に変えたところ、次のようなメリットがありました。

・期限を切らさないようになった
・入れ替える数が多くても2種類。日常の荷物準備並みの簡単さになった
・1回ごとの支出が少なくなり予算オーバーせず、家計管理がしやすくなった

半年から毎月へ頻度が増えたのに、デメリットどころかメリットばかりだったのは嬉しい誤算です。

出さずに見直しできる一覧表を取り入れたことで、大変さがなくなっただけでなく、気持ちにもゆとりができました。その後もずっと継続できています。家庭によっては常用薬の使用期限、子どものおむつや衣類のサイズも表に加えてもよさそうです。

防災グッズの備え方についてはこちらの記事でも紹介：
・ポータブル電源を買ったら、いつもの暮らしに「便利」と「安心」が手に入った
・これで大丈夫！防災食品のローリングストックをラクに進めるアイデア5つ
・寝室にも防災グッズの備えを。ベッド横に並べた「Nインボックス」がピッタリだった！

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ライフオーガナイザー　尾花美奈子
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