おはようございます。
ライフオーガナイザーのこすぎりさです。
家事や育児に追われて、本を買っても読めないまま「積ん読(つんどく)」に。欲しかった知識は知り得ないまま、本はどんどん増えていくなんて……。私はこの「積ん読」状態に、いつもストレスを抱えていました。
いったいどうしたら、本を読む時間をつくることができるのか? 試行錯誤してうまくいったのが、メルカリを活用して読む時間をつくり、読み終えたら本を手放して気持ちも本棚もスッキリさせる方法です。
■読みたい気持ちと本の情報には「鮮度」がある!
転勤族のわが家は、身軽に暮らすために本を溜めないように心がけています。図書館も利用しますが、読みたい衝動に駆られる「新刊」は、予約の順番待ちが多すぎるのがネック。順番がまわってきたころには、読みたかった気持ちもすっかり冷めています。気持ちにも情報にも「鮮度」があるんですよね。
そこで「新刊」は、読みたい!知りたい!気持ちを最優先に、自分のタイミングを失わないようにAmazonでポチッと購入しています。
本が届いたら、すぐにきれいな包装紙や100均のクリアカバーをかけます。汚さないようにして、いつでも読める状態に準備しておきます。
■読みはじめる前に「メルカリ」に出品!読む時間をつくる
そして、ここからのひと手間がポイント。本を読む時間をつくるために、本を読みはじめる前に「メルカリ」に出品してしまうんです。
メルカリで、新刊の本はよく売れます。出品したら数分〜即日で売れてしまうことも。「一読しただけ」のほぼ新品に近い本を、定価より多少安く購入できるし、書店に行かなくても自宅に届けてくれるから、狙っている人がいるのです(これもタイミングが大事!ブームが去ったあとは価格の相場は下がり、売れるスピードも落ちていきます)。
さらに、出品時に「発送までの日数」を最長の「4〜7日で発送」に設定します。そうすると、本を出品している間と売れてからの最長1週間、本を読む時間を確保することができるんです。
半ば無理やりですが、買い手が出現すると、どんなに忙しくても「読むしかない!」。子どもを早く寝かしつけたりして、一気に読み進めます。やはり時間はつくるもの。プレッシャーを感じながらも意外と読めてしまうから不思議です。
■読めなかったら「いまは必要がなかった」と考えてOK!
いざ本を読みはじめたら、読みづらかったり、頭に入ってこない、なんてときもあります。発送までの期間内に本を読み切れなかったとしたら、それは「今の自分にとって必要のない情報かもしれない」と考えます。パラパラと気になる要点を拾うだけでも十分。読めなかったと悩む必要も、無理に全部を読む必要もありません。
また読みたくなったら、買い直してもいいし、図書館で借りてもいいのです。
新刊本をこの方法で手放すと、実質300円ほどでレンタルした感覚で楽しむことができます。育児で忙しいときは上手に割り切ることも大切!賢く本を楽しみ、家も心もすっきりさせましょう!
「本収納や手放し方」に関する記事はこちらにも!:
・本を買ってもあふれない!「読む」「読んだ」で分ける収納・管理・手放しのルール
・思わず本を読みたくなる“図書館で借りてきた本”の片づけ方
・メルカリ出品は売りやすい本だけ!手間も保管スペースも省いて楽ちんリサイクル
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー こすぎりさ
ブログ:marute