おはようございます。
ライフオーガナイザーでグリーンアドバイザーの山田由乃です。
だんだんと気温が下がってくると、観葉植物の成長にも実は変化が出てきます。常緑で、屋外で育てる植物と比べると、安定した気温のもとで育てられるイメージがあるため、見た目では気づきにくいかもしれません。
冬の寒さで調子を崩して枯らすことがないように、観葉植物のお手入れで11月までに意識しているポイントを3つご紹介します。
■ポイント1 植替えは10月中旬くらいまでに終わらせる
私が住むのは神奈川県横浜市で、植え替えはいつも10月中旬ごろまでに終わらせるようにしています。12~2月の真冬は観葉植物の成長が穏やかで、休眠するものもあります。寒い時期に植え替えをすると、暖かい洋服を脱がしてしまうように根にダメージを負わせ、枯れてしまうことも……。
10月中旬までに植え替えが間に合わなかったら、暖かくなる翌年4月ごろまで待つようにしています。植え替えに適する時期は、お住いの地域によって異なることもありますので、ご確認ください。
■ポイント2 真冬を迎えるまえに肥料をきちんと施す
観葉植物の成長に肥料は必要で、ふだんは緩効性固形肥料を中心に施しています。真冬の寒い時期は水や肥料分の吸い上げも穏やかで、土の中が栄養過多だと植物が調子を崩す可能性も。私が肥料を施すのは11月ごろまでです。
寒い時期を乗り切り、翌年また無事に成長を再開できるように、今の時期にきちんと施すようにしています。
■ポイント3 植物の耐寒性を調べ、置き場所をチェックする
以前真冬に窓辺に引っかけていた観葉植物の葉が、少しずつ落葉してしまったことがありました。当初は何が起きているのかわかっていませんでしたが、どうやら暖房をつけていない夜間に、植物の耐寒温度を下回っていたのが原因のようです。
そこで9月末ごろから植物ごとの耐寒性を調べるようにしています。特に耐寒温度が12度以上のものは、夜間に冷える場所に置いてないかをチェックし、移動することも。寒くなる前に移動させて、その場の環境に慣れてもらうためです。移動させる場合は、日当たりや風通しを確保しつつ、暖房器具の熱風が直に当たったり、床暖房の影響を直接受けたりしない場所かも確認します。
外に出して育てていた植物も、最低気温が15度を下回ってきたら、室内に移動するようにしています。
これから迎える寒い時期を無事に乗り切って、大好きな植物を長く育て続けていきたいですね。
観葉植物のお手入れに関してはこちらの記事も参考に:
・実は育てる上で必要だった! 観葉植物に与える肥料の選び方と収納場所
・観葉植物の水やりタイミングをつかみやすくしたい!マスキングテープを使った工夫とは
・観葉植物のお世話が続かない!楽しみながら習慣化するための3つの工夫とは?
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ライフオーガナイザー 山田由乃
ブログ: Kurashino-ne- 片づけ×植物ですっきり心地よい暮らし