実は育てる上で必要だった！観葉植物に与える肥料の選び方と収納場所

おはようございます。
ライフオーガナイザーで、グリーンアドバイザーの山田由乃です。

観葉植物をきちんと育てているつもりでも、下から葉がだんだん黄色くなって落ちてしまうとか、花が咲いてくれない、なんてことはありませんか？

私も育て始めたときは、肥料に関してまったくわからず、与えていませんでした。実は、植物に必要な元素は17種類あると言われていて、その中で成長に特に必要な窒素・リン酸・カリは、主に土や肥料から吸収しています。

植物をイキイキと育てるために、私が与えている肥料と、その収納法をご紹介します。

■観葉植物を育てるのに与えている肥料はどんなもの？

私が主に与えている肥料は、元肥（もとごえ）・化成肥料・液体肥料の3種類です。

元肥は、植物を植えつける際に必要な肥料のこと。鉢入りの観葉植物を新たに購入した場合を除き、ポット苗を自分で鉢に植えつけるときや、植え替え時には元肥が必要です。私は元肥入りの観葉植物専用培養土を使っていて、植えつけと同時に元肥をほどこしています。

化成肥料は、肥料成分を含む無機物を化学的に合成してできた、“化学肥料”の種類の一つ。動植物に由来する原料を含む“有機質肥料”に比べて、室内で虫や臭いが発生しづらい特長があります。ただ使用には鉢の大きさに対する規定量を守ることが必要です。

私は土の上に置くだけで、数カ月効果が持続する、観葉植物専用の固形タイプの化成肥料を使っています。

液体肥料は肥料成分を水に溶かして作ったもので、観葉植物に直接かけるものや、水で割って使うもの、アンプルタイプのものなどがあります。

わが家ではハイドロカルチャーなど、土に植わっていない植物に、水で割る液体肥料を使用しています。

アンプルタイプの“活力剤”を、土にさしている方をよく見かけます。

活力剤は肥料成分を含みますが、その成分量が少ないため、肥料とは呼べず、位置づけが違うものです。しかし、植物を元気にしてくれる成分は含んでいるため、できれば肥料と併用して使うことをおススメします。

私は植え替え後や、植物に元気がないとき、また水差しで根っこをはやしたいときなどに、水で割って使う活力剤を使っています。

わが家では、元肥入りの観葉植物専用培養土は、屋上のガーデン用品収納にしまっています。

土の保管は、直射日光や雨が当たらず、風通しのいい場所で、開封したものはきちんと封をして保管するのが好ましいとされます。わが家は鉢数があるぶん、頻繁な袋の開け閉めをしやすくするため、使いかけの袋は、口に100均の太めのヘアゴムで巻いて保管しています。

化成肥料は、使いたいときにサッと取り出せるよう、観葉植物が主にあるリビング・ダイニング・玄関ホールの3カ所に、分散収納しています。
＞＞＞「あとでやろう」から脱するには？観葉植物のお世話をこまめにできるようになる収納法

肥料は食品と違い消費期限がないですが、早めに使い切るのが良いそう。ただ、収納場所ごとに1つずつ肥料を買い足すと、使いきるまでに時間がかかってしまうため、一つの肥料を小分けにしています。

最近は小分けにするのに、ダイソーの「ワンプッシュで開閉できる保存容器350ml」を利用。ふたに施肥量を書いたマスキングテープを貼って、収納しています。

液体肥料と活力剤は、ともに水で割るタイプを使用しているため、水場にも使用植物にも近い、キッチンの引き出しに立てて収納しています。水で割るときに使う専用の計量カップも、近くにあると便利です。

肥料や活力剤の力を借りながら、植物が日々イキイキと育つさまを、今後も見守りたいと思います。

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