おはようございます。
ライフオーガナイザーの尾花美奈子(おばなみなこ)です。
在宅ワークだったり外勤だったりと、日によって予定が変わります。バッグに入れる持ち物も変わるので、帰宅後に一度出して予定に合わせて入れ直していますが、「バタバタして時間がかかる」と感じていました。
ところが、バッグと持ち物の収納方法を見直すと、わずか15秒で準備が完了するように!時短に成功した収納方法を紹介します。
■持ち物が分散しているから時間がかかり面倒に
準備や片づけに時間がかかっていたのは、持ち物の収納場所がそれぞれ分散していたからでした。たとえば、「折りたたみ傘は長傘と同じ場所」、「学校用スリッパは下駄箱」、「診察券は薬の収納ボックス」などです。
分散しているものを集めてまわるから、バタバタして時間がかかるのは当然。持っていくのを忘れることもありました。片づけるときも同様なので、疲れていると面倒で仕方なかったんです。
■バッグと持ち物を1カ所に収納することで準備も片づけも早く
そこで、バッグと持ち物を1カ所に収納することに。
収納場所は、リビングに入ってすぐのところにあるクローゼット。バッグやアウターなど、外出時に使うものを収納している場所です。ここに持ち物も揃えば、バッグにサッと入れられます。
クローゼットの壁に100均のフックを取りつけ、持ち物それぞれにチェーンをつけてぶらさげました。フックにかけるものの数が少ないほど、取るのも戻すのも早くて簡単です。
持ち物がすべて見渡せると忘れ物もなくなります。
■バッグは2種類の固定化で悩まず15秒で準備が完了
使うバッグは「メイン」と「サブ」の2種類。分けて持てると、肩や腕への負担が少なくて助かるんです。
2種類ともシーズン中は同じものを使い、春夏と秋冬で交換。どの服にも合うバッグに固定して、バッグを選ぶ手間を省いています。
●メイン(小さめショルダー)に入れるもの
使用頻度が高い、小さいもの。
財布(カード入れ)、化粧ポーチ、モバイルバッテリーなど。
●サブ(A4書類が入るトート)に入れるもの
使用頻度が低い、大きいもの。
折りたたみ傘、学校用スリッパ、サングラスなど。
外出先や外出時間、天候などに合わせて持ち物を選び、バッグに入れます。
決まったバッグに決まったものを入れる「考えない持ち物準備」。クローゼットの前に立てば動かずに15秒で準備ができます。帰宅後の片づけもフックにサッとかけるだけなので、疲れていても面倒ではありません。
バッグと持ち物。一緒に使うものを同じ場所に収納するととても便利。慌てずスムーズに準備と片づけができるので、散らかり防止にもなっています。
準備や片づけが楽になるバッグの収納法はこちらの記事でも紹介:
・朝の準備が時短に!バッグはクローゼットより荷物の近くに収納するのが○
・帰宅後のバッグは掛けるだけ!疲れていても無理なく片づく、3ステップのバッグ収納
・どこに置いてる? 帰宅後のバッグ置き場は、動線が命!
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ライフオーガナイザー 尾花美奈子
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