おはようございます。
ライフオーガナイザーの尾花美奈子(おばなみなこ)です。
大掃除のときなど掃除への意識が高まると、新しく掃除グッズを買ってしまいませんか? なんだか、それだけできれいになる気がしますよね。ただ、家にあるものでできることもあり、わが家ではレンジフードの溝につく油汚れをキッチンペーパーで防止しています。
わが家のやり方とその効果を紹介します。
■レンジフードの溝掃除。強い洗剤なしで簡単に済ませるには?
レンジフードの掃除は、以前は油汚れ用の強い洗剤を使っていました。そのとき、素手でやると汚れの落ち具合がよくわかるのですが、手荒れとケガの心配があったのが小さな悩み。高い場所の作業は危険なので、手早く済ませたいとも思っていました。
「レンジフードの溝の吸油テープ」という市販品を溝に入れると、油を吸ったテープを交換するだけなので、簡単かつ安全。けれど新たな収納場所が必要になることに、購入を躊躇してしまいました。
そこで代用品としたのが、キッチンペーパーです。フライパンから飛んだ油をキッチンペーパーが吸っているのを見て、思いつきました。
■超簡単!キッチンペーパーで溝の油を吸わせる方法
わが家でのやり方は、次のとおりです。
・キッチンペーパーを細い縦長に切り、溝の幅に合うように折る
・レンジフードの溝に入れる
油汚れはキッチンペーパーに付くようになり、そのペーパーを交換すればお掃除完了。キッチンペーパーの準備ができていれば、かかる時間は5分ほど。家族と一緒に折り紙気分で準備するのも、さらに楽になる手段では?
■半年後のキッチンペーパーと溝の油汚れは?
キッチンペーパーを入れた半年後、取り出して状態を見てみました。
いちばん汚れやすい場所のキッチンペーパーは黄色くなりましたが、溝のベタつきはわずか。濡らしたマイクロファイバーで拭けば、すぐに落ちました。それ以外の場所は、薄く黄色くなっただけで、ベタつきもありませんでした。
今はもう、手荒れとケガの心配はありません。短時間で終わらせられるようになり、とても楽になりました。
レンジフードの溝の油汚れはキッチンペーパーで防止できます。市販品を買うことも方法のひとつですが、新たな収納場所が必要になるのは少々困りもの。家にあるものでできれば、余分なコストも発生しないし、それにこしたことはないですよね。
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ライフオーガナイザー 尾花美奈子
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