おはようございます。
ライフオーガナイザーの小峯美保です。
強盗被害のニュースが、離れて暮らす高齢な親の住む実家への心配をいっそう深めています。帰省の度に見直しを続けていて、今回は、屋外側から防犯を見直しました。
少しでも侵入されにくくするために、家を“守るあかり”で対策してみました。
■実家の玄関の明るさを確認。防犯に効くライトとは?
セキュリティ会社のホームページで確認すると、防犯には屋外をより明るくする防犯センサー付きライトの効果が高いと書かれています。すぐに自分で対応できることや、高齢者の自宅に新しいものを取り入れることをよく考慮して、「価格も負担のない範囲で信頼できるライト」をタイプ違いで2つ選びました。

タイプ違いの2つとは、威嚇機能付きであるか否かです。威嚇=フラッシュライトです。人感つきやソーラータイプライトは、省エネ効果は高いのですが、
① 侵入者への威嚇
② 周囲への警笛
この大切な防犯対策が得られません。少し値段が高くなっても、フラッシュライト付きのタイプも取り付けることにしました。
センサーライトの取りつけ場所は、セキュリティ会社の「セコム」のホームページにあった注意点を参考に、門柱と前庭のアプローチに決めました。

■侵入者を感知!ダイナミックに照らす“防犯フラッシュライト”
家に近づくと人感センサーが反応して、ダイナミックに照らしてくれる防犯フラッシュライト。フラッシュライト付きのタイプは、消費電力が通常照明よりもかかるため、安定した電力を送り込むためにコンセント式が推奨されます。
コンセントがない場合は電池式もありますが、必ず機能するように、メンテナンスをこまめに簡単にできることが必須です。選ぶときは、固定の仕方や、取りつけられる場所の確認も重要です。
私が選んだのは、「アイリスオーヤマ」の「センサーライト 防犯 LED Aコンセント式 パールホワイト LSL-ACTN-1200」。
取りつけ方は2通りあり、壁にネジ止めするか、10㎝までの厚みに挟んでクランプで固定できます。実家では、門柱の金物にクランプで固定しました。
電源を屋外コンセントにつなげば、他は特にメンテナンスは不要です。
人感センサーつきはもちろん、「防犯・帰宅・常灯」のモード切替が可能で、点灯時間の設定もこまかくできます。眩しさの感じ方や点灯時間の長さなど、高齢者のさまざまなニーズに合わせて調整が可能でした。
■点々と照らす安心。“挿すだけ”人感ソーラーライト
前面道路から玄関までの前庭のアプローチには、「人感センサーつきのソーラーライト」を取り付けました。以前から付けていたものより、大きく強く照らせるLEDライトを選びました。簡易なものほど“大きさ”やあかりの強さ、ソーラー式でも明るいかどうかの確認が必要です。
選んだのは、「アイリスオーヤマ」の「パルス式ソーラーライトGSL-P6W 白色」です。届いてからスイッチのOFFを確認して、しっかりとソーラー充電をして設置しました。
地面に挿し、点々とガイドするように設置します。明るさを確保することで、防犯意識の高さが現れ、隣家の防犯にも効果が期待できます。実際、イルミネーションを防犯でつけてくださる近隣の方に、両親も助けられていると言っていました。
屋外防犯の見直しは、実家の近隣にも安心を与え、地域全体の防犯強化になるとわかりました。今後も屋外の防犯について情報入手を続けて、できる範囲で周囲への配慮も続けていきたいと思います。
高齢者の安全についての記事はこちらも参考に:
・実家の固定電話機はどうする?80代でもわかる機器で高齢な親を守る!
・シニアの防災は、安全な動線を確保し、行動を家族みんなで共有する
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ライフオーガナイザー 小峯美保
HP : 整うしくみ研究室 / atelier Hygge