おはようございます。
ライフオーガナイザーの南方佐知子です。
思い出や趣味のものが、なかなか捨てられません。気に入って購入したものや子育ての思い出などは、使わなくてもすぐに手放せず、残したままでした。
捨てられないものは現在、家の中で収納として便利に使うようにしています。収納グッズをわざわざ買わなくてもいいし、捨てたくない気持ちも尊重できて、目に入ると嬉しい気持ちになる収納となっています。
目次
■重たい手作り陶器は、ぐらつかない安定感がちょうどいい
陶器の小物入れは、娘が小学生の低学年のときに作ってきたもので、使わなくてもすぐには捨てられません。せっかくなので、「何かに使いたい」と考えていたとき、作品の重さに着目してみました。
重たいけど安定感があるので、頻繁に出し入れする車の鍵を入れることにしました。出し入れのときにぐらつかず、間口が広いので出しやすく気に入っています。
当初は、“少しの間の収納”と思っていましたが、思いの外お気に入りの収納になったので、何年も愛用しています。
■子どものファーストお茶碗には、小さな食器をまとめる
手放すタイミングを逃した、子どもたちのファーストお茶碗があります。
この大きさは、小さな器を収納するのにちょうどいいので、豆皿を入れることにしています。豆皿がバラつかなくなりまとまって便利です。小皿のとなりにあるので、陶器の雰囲気も合っています。
■趣味で購入した古い瓶は、メンテナンスグッズ入れに
古いものを集めていた時期に購入した瓶は、そのまま飾ったり、花瓶として使用していました。
せっかく透明なので、忘れがちになるものを収納しようと思い立ち、ツボ押しなど体のメンテナンスグッズを収納しています。お気に入りの瓶なので、インテリアも兼ねてリビングの見える場所に飾っています。
よく目につく場所なので、今までよりも手に取る回数が増えました。
■欠けてしまったお気に入りの湯飲みには、輪ゴムを収納
気に入っていた湯飲みは、ある日うっかり手が滑り、飲み口が欠けてしまいました。
小さな“欠け”だったので、「いつか金継ぎで直せるのではないか」と、すぐには捨てることはできなくて、輪ゴムを入れる収納として使うことにしました。口元が広がっている形なので、手が入りやすく気に入っています。
まだ予定はありませんが、いつか金継ぎのタイミングがきたら、直してまた湯飲みとして使いたいと思っています。
■いまは使わない食パンの型は、引き出しの中の仕切りへ
パン作りを習っていたときに購入した食パンの型は、「またいつか使うかも……」と捨てられなかったものです。
流しの下に置いている引き出しの中の仕切りとして丁度よく、使い捨ての食器用スポンジを収納するのにぴったりでした。
手放すことができたらスッキリするのだけど、手放せないものを収納として使うことができて満足です。ものに対する愛しい気持ちも大切にできました。
収納用品を買わない収納アイデアの記事はこちらも参考に:
・増え続ける「空き箱、空き瓶、紙袋」をどんどん使おう!活用しやすい残し方と収納方法
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・収納グッズは買わないほうがうまくいく? モノを増やさず収納できるシンプル片づけのススメ
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ライフオーガナイザー 南方佐知子
ブログ : 古くても狭くても一緒に見つける家ごこち