おはようございます。
ライフオーガナイザーでグリーンアドバイザーの山田由乃です。
観葉植物を育てて癒される一方、虫がわいてイヤになった、なんて経験はありませんか? 私も室内を飛ぶコバエを見るのがストレスで、「何とかならないかな?」と調べて思考錯誤をしている一人です。
今までのコバエ対策の変遷や、現在とっている対策をご紹介します。
■まずは虫の正体と発生する原因を調べてみた
そもそも飛んでいる虫はどんなものか調べてみました。すると、「キノコバエ」といって、観葉植物に有機質の肥料を施しすぎたり、土のなかに腐葉土など有機質のものがあったりした場合にわきやすい虫だということがわかりました。
対策としては、
・水やり後に受け皿の水をためたままにして、土が常に湿っていないようにする
・枯れた葉っぱや花ガラは腐る前にすぐ取るとよい
ということもわかりました。でもそれらは、すでに私が実際やっていることだったのです。
■赤玉土で土の表面を覆う対策をほどこしてみた
観葉植物の鉢の表面の土を数センチ取り除き、代わりに赤玉土でおおい、土の表面に潜むコバエの卵を孵化させず、新たな産卵も防ぐという対策を目にしました。赤玉土とは、関東ローム層から採取された火山灰土の赤土を乾燥し、ふるいにかけてちりを除いた園芸用土です。
実際にやってみると、わが家は鉢数もあるため、かなり面倒な作業でした……。さらに植え替えをしたいときに、赤玉土をいったん脇に取り除くのも面倒で、やめてしまいました。
■土にさすだけのコバエ対策グッズを試してみた
園芸店で土にさすだけのコバエ取りを見つけ、試してみました。ただ、捕らえられたコバエをしばらく見続けるのは、気持ちが萎えてしまいます……。
植物となじむ色であっても、鮮やかな色で可愛いデザインであっても、コバエ取り自体の存在が気になります。いくつか試したものの、結局、使用するのをやめてしまいました。
■土や葉に使える天然成分の防虫スプレーを活用してみた
土や葉に直接かける、植物由来の原料からつくられた殺虫スプレーを購入してみました。初夏を中心に各鉢に水やり後のタイミングで使用。すると、コバエを見る機会がかなり減ったのです。
ただ小さい鉢は、ふだん洗面台やキッチンで水やりをしていて、そこで殺虫スプレーを使用するのは気が引けます。
悩むなかで、不快な害虫に効果があると言われる天然の除虫菊を配合した防虫スプレー、「evo 虫を寄せ付けない水」を見つけました。
新しい観葉植物を購入したときのみベランダで殺虫スプレーを使用し、初夏~秋の水やり時に、たまに洗面台で防虫スプレーを使用することに。
対策のおかげで、ゼロとは言いませんが、あまりコバエの姿を見なくなりました。現在はこの2つのスプレーの合わせ技に落ち着いています。
引き続き、自分の暮らしに合うコバエ対策を探し続けたいと思っています。
観葉植物についてはこちらの記事も参考に:
・水やりズボラ&水やりしすぎさんにも育てやすい?! タイプ別におすすめの観葉植物
・【初心者向け】観葉植物を枯らさない!お世話しやすい置き場所のポイント3つとは?
・観葉植物の水やりタイミングをつかみやすくしたい!マスキングテープを使った工夫とは
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ライフオーガナイザー 山田由乃
ブログ: Kurashino-ne- 植物を楽しむ暮らしづくり