おはようございます。
ライフオーガナイザーの松林奈萌子です。
窓拭き掃除の後、きれいになったと思ったら白い拭きムラにガックリした経験はありませんか? 天気が良く太陽が差し込む日ほど跡が目立つので、度々不満に思っていました。
そこで、「もっと手軽にキレイに窓を拭きたい!」を叶えるために窓拭きロボットを購入しました。数カ月使ってみて感じた、メリット・デメリットを紹介します。
目次
■窓拭きロボットの導入を決めた3つの理由
窓拭きロボットを導入したのは、新居に住んで2年が経過した時期。ピカピカで引き渡された新居も、日常掃除以上のメンテナンスやお手入れが少しずつ必要になってきました。日々目にするLDKに面した高さ230cmほどの窓を中心に、自宅内の窓やガラス面をキレイにするために、3つの理由から導入しました。
【理由1】手で水拭きをすると拭きムラが気になっていたから
片づけは得意で好きですが、掃除に関しては熱心なタイプではありません。ふだんからこまめに掃除はするものの、窓についた花粉や黄砂などは手強く、水拭きだけでは跡が残ることがあります。お天気次第では、ぞうきんで水拭きしたそばからスクイジーやスクレーパーで水を切る前に蒸発して、水滴跡が残ってしまいます。自らの手で行う窓拭きには少し困難を感じていました。
【理由2】大型窓の掃除の億劫さを感じていたから
230cmの窓の上部は、身長167cmの私でも手を伸ばしただけでは拭ききれません。気づいたときにさっと拭きたいのに、踏み台や脚立が必要となるとどうしても後回しになってしまいます。大型窓でももっと手軽に掃除したいと考えていました。
【理由3】業者さんに頼むのも良いが自分のタイミングで掃除したいから
業者さんに入ってもらう方法も考えましたが、来客前や突風の後などキレイにしたいタイミングで掃除ができるのはロボットの良さ。また天気が良い日よりも曇りの日などに窓拭きをしたほうが、水分がすぐに蒸発せずにキレイになりやすいので、ロボットならそんな天気都合も自分都合つけやすいと考えました。
■使ってみて感じるメリットとデメリット
わが家が購入したのは、ロボットメーカー「ECOVACS」の「WINBOT W2 OMNI」です。使ってみて感じたメリット3つとデメリット2つを紹介します。
◯メリット1:手で窓拭きするより拭き残しがなくキレイ
専用洗剤を等間隔でミスト噴射しながら「コの字」に進んでいき、窓際5mm程度までキレイにしてくれます。5mmの拭き残しを考えても自分自身で拭くより断然キレイです。
◯メリット2:高さのある窓も楽々
1枚の窓ガラスのどこかに手が届き本体を吸着することができれば、高所も低所も掃除が可能です。最初に吸着させた場所に最終的に戻ってくるので回収作業も楽です。
◯メリット3:落下の心配もなく操作はスイッチひとつで簡単
5500Paという高い吸着力で窓に張りつきます。あらかじめ本体充電をしておく必要がありますが、コンセントなしで運転するので、コンセントの場所を気にせず稼働させることができます。本体のスタートボタンを押すだけで清掃開始となり、簡単です。スマホ連動でコース選択もでき、コントロール操作も可能です。
×デメリット1: FIX窓の裏側には使いにくい
わが家には階段横に高所FIX窓が3枚あります。特に外側は、窓拭きロボットを吸着させる場所に手が届きませんし、ウィンボット本体とステーションを繋ぐコードの長さも足りません。このような場所は別の掃除方法が必要になります。
×デメリット2:付け替え作業のために見守り続ける必要がある
窓ごとに吸着させたり回収したりする作業が数分ごとに必要なため、見守り時間が取られます。ロボットに任せて完全フリーにはならないので、掃除時間を別のことに使いたい場合には業者さんに依頼するほうが良いかもしれません。
■置き場所や音、時間、ランニングコストなど使い勝手
ステーション寸法は、縦31.2×横21.5×高さ32.7cm、重量が8.5Kgと大きめです。持ち上げて運ぶには少し重たいので、「無印良品」の「縦にも横にも連結できる再生ポリプロピレン入り平台車」に乗せて廊下戸棚に収納しています。転がして出し入れすることで重さや大きさはまったく気にならなくなりました。
音は63 dBと仕様書には記載されています。洗濯機が40~76dB、テレビが57~72dB程度と言われているので、日中作業には問題ない程度です。夜分に外窓の掃除を行おうとするときや、日中でも小さなお子様がお昼寝している場合には注意が必要になるレベルです。
洗浄時間は、デフォルトの高速モードで1㎡約2分、わが家の230cmある窓は1枚5分程度かかりました。
また、洗浄剤は専用のものが必要です。購入時に230mlのボトルが付属品として付いています。1回の充電で稼働可能な約2時間使い続けると、230mlのボトルはほぼ使いきってしまいます。その後はメーカーHPやAmazonなどで、1リットル2500円前後で購入できます。
高所も手軽に掃除ができる窓拭きロボットは頼りになる存在です。手で拭くよりも断然きれいな仕上がりになるので、わが家ではあるとご機嫌になる家電です。
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ライフオーガナイザー 松林奈萌子
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