おはようございます。
ライフオーガナイザーの尾花美奈子(おばなみなこ)です。
数多くある家事の中で苦手なのが、汚れたゴミ箱を洗うこと。洗う手間を省くために、ゴミ箱の内側に汚れ防止の紙を敷いたり、捨てるものをゴミ箱の代用品としています。部屋ごとに取り入れている工夫をご紹介します。
■LDKのゴミは小さなレジ袋に捨てる。ニオイ防止効果も
ゴミが多く出るLDKでは、ゴミ箱が汚れやすく洗うのが大変です。そのためゴミ箱を使わずに、レジ袋に直接捨てています。
生ゴミや紙ゴミといった可燃ゴミは、キッチンのワークトップに置いたレジ袋の中へ。この場所に置くと、リビングで出たゴミもカウンター越しに捨てられて便利なんです。
プラゴミは、冷蔵庫の脇にこっそり掛けたレジ袋の中へ。
ポイントは「小さめのレジ袋」を選ぶこと。わずかなスペースに置いたり掛けたりできて、ゴミが入ったレジ袋の見た目の悪さを隠しやすいんです。
1日でゴミがいっぱいになりますが、いつでもゴミ出しができるマンション住まいなので問題ありません。むしろ毎日捨てることでニオイ問題もなく、快適です。
■洗面所と子ども部屋。不要な紙をゴミ箱に敷き汚れ防止
洗面所と子ども部屋は、レジ袋を目立たず掛けられる場所がないので、小さなゴミ箱を置いています。
宅配便に使われる緩衝材の紙を内側にセットして、汚れ防止に。以前はポリ袋を使っていましたが、プラスティック製品の使用を控えたくて、緩衝材の紙に変えました。
キッチンの可燃ゴミを捨てるときに、洗面所と子ども部屋のゴミも回収。内側の紙が汚れていた場合は、紙をスポッと抜いて小さくつぶして捨て、近くにストックしている紙を新たにセットします。
■寝るだけの寝室。風邪のときだけ使い捨てゴミ箱を用意
寝るだけの寝室にはレジ袋もゴミ箱もありません。布団の手入れに使う粘着カーペットクリーナーのテープぐらいしかゴミは出ず、その都度キッチンの可燃ゴミの袋へ捨てています。
鼻風邪を引いたときは、緩衝材の紙でゴミ箱を作って枕元へ置きます。いっぱいになったらそのまま可燃ゴミに捨てますが、ティッシュに触れないので、感染予防の点でも安心です。
ゴミ箱を使わない・汚れない工夫を取り入れて、ゴミ箱洗いを手放せました。嬉しいことに、もう何年も洗わずに済んでいます。面倒に感じる家事を続けるエネルギーを、「やらないための工夫」に向けたことが功を奏しました。
ゴミ箱の選び方や置き場所に関してはこちらの記事でも紹介:
・掃除嫌いのもの選び。掃除をしやすくて、見た目もいいキッチンのゴミ箱とは?
・溜まるダンボールと汚れるゴミ箱問題を一気に解決!環境に優しい“循環するゴミ箱”
・床面積を減らしたくないのでじか置きゴミ箱は4個、あとは袋で乗り切るゴミ箱事情
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ライフオーガナイザー 尾花美奈子
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