こんにちは。
ライフオーガナイザーのフカダユミです。
新築の際に設けたキッチン横のミニワークスペース。作業用にと考えていたものの、実際は使いづらく、いつの間にか薬や工具、学校のプリント、資源ごみなどが集まる「なんでも管理ステーション」になっていました。
使い勝手は良いけれど、どうしてもごちゃついて見えるのが悩み……。そこで、「隠す収納」から「見せても美しい収納」へと変えることにしました。ビフォーアフターをご紹介します。
■Before:使いやすいけど、ごちゃつく「なんでも管理ステーション」
「なんでも管理ステーション」として使用していた当初は、「無印良品」のプラスチックケースを積み重ね、薬や工具、学校のプリントなどを分類して収納していました。下段には資源ごみを一時的に置き、家族のこまごましたものを集約する場所にしていました。
使いやすさは抜群でしたが、問題は見た目。透明ケースやゴミ袋が並んだ状態は、どうしても生活感が出てしまいます。リビングから視界に入るたびに気になり、「便利だけど、なんだか落ち着かない……」とモヤモヤしていたのです。
そこで突っ張り棒にリネンの布をかけ、カーテンで目隠しをしていました。一見すっきり隠せますが、布が揺れたりシワになったりすると余計に雑然として見え、インテリアとしては不満が残る状態でした。
■どうせ見えるなら、隠すより”見せても美しい収納”へ
「どうせリビングから見える場所なら、隠すより“見せてもいい空間”にしよう」と考え方を切り替えました。
まず取り組んだのは、ピンタレストやインスタグラムなどを活用して、イメージの画像を探したり、好きなインテリアを今一度考えてみること。「どんな場所にしたい?」と明確なイメージを持つことで、方向性が定まり、ワクワクした気持ちにもなってきます。
次に、「今置いているものは本当にここにおくべきなのか」「この場所に置きたいものは何か」をしっかりと考え、紙に書き出しました。それが終わってからサイズに合う棚探しを行いました。
イメージが明確だったこと・置くものを決めていたことで、棚探しもスムーズに進み、イメージ通りの引き出しを見つけることができました。
■After:目に入るたびに気分がよくなる収納スペースに
棚を購入し、置くものも明確になったことで、家族も「ここに文具」「ここに電池」と者の定位置がすぐにわかるようになり、探し物の時間も減少。“自分だけがわかるごちゃごちゃとした収納”から“家族みんなで使えるわかりやすい収納”へと進化しました。
また、カーテンを外したことで圧迫感がなくなり、リビングからの景色も整ったことで、毎日の満足感がアップしました。便利さだけでなく美しさも兼ね備えた収納に変えたことで、暮らし全体の心地よさがぐっと高まりました。
収納・空間のビフォーアフターはこちらも参考に:
・【実録】収納場所がわからないものの定位置が決まった!“名もなきモノ”の収納ビフォーアフター
・おもちゃ収納棚は部屋のどこに置くのが正解? 家具配置のビフォーアフター
・キッチンツール収納のビフォーアフター。“慣れ”と“思い込み”を手放して使いやすく!
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー フカダユミ
HP :Yuark 「今」と「これから」をもっと楽しむための暮らしをつくる