おはようございます。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。
子どもが大好きな”お店やさんごっこ”。なかでもレジ打ちは、子どものあこがれです。今日は、「セリアの商品で作れるおもちゃのレジスター」について、広島のライフオーガナイザーの南方佐知子さんに教えていただきました。
■“理想のレジスター”が100均 DIYでできた!
木が大好きな南方さん。子どもが遊ぶおもちゃはできるだけ木製でそろえたいと考えています。子どものごっこ遊びが盛んだった2年前、木製のレジスターの購入を考えました。ところが、市販のレジスターのおもちゃは、プラスチックのものがほとんど。見つけた数少ない木製のレジスターは、高額だったり、思った以上に大きく置く場所がありません。そのうち、「自分で簡単に作ることができないかしら」と、考え始めます。100均セリアで、材料になるものを模索していると、はい、ひらめきました(笑)。「折りたたみ式レジスター」です。
■セリアの木製グッズを組み合わせて作ります
南方さんが、選んだ材料は、100均一セリアの木製ボックス。実際に手に取って組み合わせ、イメージしていきます。選んだ、レジスターの材料はこちら。
・インテリア木製レターラック → レジスター土台
・木製トレイ → 折りたたみ式ふた
・木製仕切りボックス6マス → お金を入れる引き出し
この3つを組み合わせて作ります。
■子どもの「こうしたい」も取り入れて
南方さんのイメージを基に、子どもの意見も聞きながらDIYスタート。4つの声を取り入れて作りました。
「お金が入る引き出しには、お札を入れるところも欲しい」
はい!仕切りを1つ外して作ります。
マスの仕切りは、ペンチを使えば、簡単に外すことができるそう。形が決まれば、色も好きな色にチェンジ!!今回は、引き出し部分を白にしてみました。
「レストランで食べた後の、預かったお金や伝票の一時置き場も欲しい」
そうか、レジスターはレストランでも使いますよね。考えただけで、ワクワクしてきます(笑)。
レジのふたになる部分に、マグネットシールを貼りつけます。磁石を使ってお会計の伝票をペタッ、これで一時置き場ができました! レジまわりの準備も楽しくなります。
「レジの打ち込みもしたい」
これはどうしよう〜!!
廃材を小さなタイル状にして、ナンバーのスタンプを押し、ボンドで貼りつけて作りました。これで、1つ1つお買い物ごとに、「ピピッ」と口で言いながら、レジの打ち込み作業も楽しくできます! このパーツは100均一にあるベニヤ板を使っても簡単に作ることできそうですね。
「カードを読み込むところも欲しい」
子どもは、よく知っています(笑)。廃材を使って、割り箸のような棒を2本作って、ボンドで貼りつけただけですが、これで、カードの取り扱いもできますね(笑)。
あとは、土台となるレターボックスとふたになるトレーを、家にあった蝶番を使ってつなぎ合わせます。なるほど!!蝶番を使うことで折りたたむことができるのですね。これで、収納するときに便利な「折りたたみ式レジスター」の出来上がり。なんと、制作費400円!!(木製グッズ3点、マグネットシール)
「ゆっくり1日かけて、子どもと一緒に考えながら作ったんですよ」と、南方さん。集中して作れば3時間くらいで作ることができるそうですよ。
できたレジスターは、子どもさん以上に、南方さんが満足しているのだとか。子どもが使わなくなったときには、「小物入れ」として使う予定なんだそう。そうか!リメイクしても、いろんなことに使えそうです。「鏡を貼って、アクセサリー収納なんてどうかしら」。私も、作りたくなりました(笑)。
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ライフオーガナイザー南方佐知子
ブログ:古くても狭くても大丈夫。一緒にみつける家ごこち
記事・写真:南方佐知子
編集:秋山陽子