おはようございます。
めんどくさがりのライフオーガナイザー会田麻実子です。
気温や湿度が高くなるこれからの季節は、台ふきんの臭い問題に悩まされる時期ですよね。雨続きでは天日干しは難しいし、煮沸消毒や漂白剤での除菌という「ちゃんとした方法」は、めんどくさがりの私の場合、一度はできても長続きする気がしません。
そこで、梅雨に向けて台ふきんの使い方を考えてみたら、まさかの「台ふきんを卒業する」という予想外の結果にたどり着きました。
■台ふきんの持ち方、使い方を確認してみたら…
結婚して17年。これまでを振り返ると、さまざまな台ふきんを試してきました。台ふきんが家にあるのは当たり前のことと思っていたけれど、「実際は自分がどう使っているのか」と現実を改めて見つめてみたことで、一つの大きな発見がありました。
「わたし、台ふきんをほとんど使っていない!」
たとえば、キッチンのコンロ周りの油汚れに使っているのは、アルコール入りの除菌ウェットティッシュ。かつては「台ふきん+アルコール」を使っていたけれど、いつの頃からか、手軽なウェットティッシュだけで完結するように。
さらに、ダイニングでは、ノンアルコールタイプのウェットティッシュをフル活用。もともと子どもの手指や口を拭くために用意したものでしたが、ちょっとした食べこぼしを拭くうちに、その範囲はどんどん広がり台ふきんを使うことはほとんどなくなってしまいました。
台ふきんを使用するのは、週に一度あるかないかの「きれいに拭きあげたい病」を発症するときくらい。台ふきんは使って当たり前、あって当たり前と思っていたので、思いと現実とのギャップに、ただただ驚くばかりでした。「知らぬ間に台ふきんから、ほぼ卒業状態だったのなら、卒業すると決めた方が気楽かもしれない」ということで、台ふきんを卒業し、使い捨てオンリーにすることを決意しました。
■台ふきんを使い捨てにするメリットって?
何度も洗って使える台ふきんを使うのが当たり前と思っていたわたしにとって、使い捨てのふきんを使うことには、後ろめたい気持ちを感じるものでした。
だからこそ「もったいないから使い切ろう」と考えるようになり、台ふきんを使っていた頃は、必要最低限のところを拭けばOKと思っていましたが、今は「もう少し拭けるかも」「こっちも拭いておこう」と床を拭いたり、椅子を拭いたりするようになりました。また、濡らしたり絞ったりが不要なので、掃除しようかなという気持ちが萎えるタイムラグがないことや、使用後はポイッ!と捨てれば終わりの簡便さは大きなメリットのように思います。
めんどくさがりの自分を受け止め、無理することをやめて、当たり前を手放したら、以前よりも「ラク」になったのに、家の中はそれまでよりも「キレイ」になるという不思議な現象がわが家では起こっています。
「こうあるべき」を手放してみると、新しい発見があるのかもしれませんね。
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ライフオーガナイザー 会田麻実子
ブログ:小さく暮らす。