おはようございます。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。
昨年、再婚され、出産間近の広島ライフオーガナイザーの中原恵さん。現在は、築42年のマンションに住んでいます。「いつか引っ越したい」と新居を探しながらもなかなか見つからず、「ここは、古いし狭いし…、引っ越しすることがあるかと思うと、家具も揃えれない、お金もかけたくないんです」と、中原さん。「ご機嫌に暮らしたい」の思いも、あきらめていたこともあったのだとか。
現在は、アイディア満載のDIYで、少しずつお気に入りの空間に変更中。見るものすべて、「へーっ」とあっぱれ(笑)。楽しさが伝わってくる、そんなお部屋づくりをされています。
今回は、カラーボックスで作った「収納つきソファ」をご紹介します。
■リメイク無限大のカラーボックスを使って作ったソファ
欲しかったソファも買うことをためらっていた中原さん。「引っ越しをしても使えるもので、作ることはできないだろうか….」と考えます。そこで思いついたのが、カラーボックス。カラーボックスならリメイクもしやすく、DIYすることで使い方も無限大。「えっ!これ、カラーボックスでできているの?」実物を見てびっくり。さっそく、作り方を教えてもらいました。
■カラーボックスで作るソファの作り方・手順
【用意したもの】
・3段カラーボックス×2個
・2段カラーボックス×2個
・座面用の板
・側面用の板(足場板)
・扉磁石
・取手
・ゴムシート2枚
・ウレタンクッション3枚
・好きなクッション数個 合計16,279円
① 最初にカラーボックスを組み立て、並べます。これがソファの土台の部分になります。
並べたボックスの上には、ゴムシートを1枚のせておきます。
② 並べたカラーボックスの大きさにカットした座面用の板を1枚、ボックスの上にのせます。
③ 側面用の板は、見える場所になるので好きな板「足場板」を使っています。側板を開ければ収納できるようにしたいので、簡単に取り外しができる扉磁石を使ってくっけることに。持ち手になる取手もつけました。
④ ③でできた土台の上には、ネットで丁度いいサイズを探し購入した、厚さ10cmのウレタンクッションを3枚並べます。
座面用の板とウレタンクッションの間にも1枚ゴムシートを敷きます。これで座面がずれることもありません。
ソファの上に数個のクッションを並べればでき上がり。中原さんは、ニトリで揃えたそう。
DIYで張り替えた壁にもピッタリ。いやぁ、実物を見てほしい(笑)、あっぱれです! 座り心地も最高でした。「ミニサイズで、子ども部屋に作ってみるのもいいかも〜」。はい!私もDIYの魅力にはまりそうです(笑)。
■「収納つき」ソファでなくなったストレス
中原さんのお宅は、収納が少ないのも悩みの種だったのですが、でき上がったソファの収納には、本やたまに使う文具を収めています。
本を読み終えると放りっぱなしにしていた家族も、「ここなら」と収めてくれるようになりました。バラしたら再利用できる材料で、しかもカラーボックスで作ったとは思えない出来栄えに、ご本人も満足(笑)。
「無駄になることはしたくない」「今をご機嫌に暮らしたい」という思いから始まった中原家のDIYは、実はアイディアの宝庫です。突っ張り棒で、「こんなところに?」という場所に収納を増やしたり、今ある家具を分解して使ったり……。どれも、「再利用したもの」「再利用できるもの」ばかり。引っ越しても使えるもので「好きな空間」が作れるなんて、嬉しいですね。
この他のアイディア収納、次回、ご紹介しますのでお楽しみに。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
片づけ収納ドットコムのLINEでの情報配信開始しました!
ぜひ友だち追加お願いします。
ライフオーガナイザー中原 恵
ブログ:m+1 心地よい暮らしさがし
編集:秋山陽子