もしも、夜災害が起こったら…。“蓄光シール”1枚が家族の安全な避難を守ります!

おはようございます。
ライフオーガナイザーの中村佳子です。

今月9月は「防災月間」。このWEBマガジンにも防災備蓄などの記事がいくつもありますが、今日は視点を変えて、はじめての防災としてもおすすめの簡単手軽な避難経路対策をご紹介します。

■暗闇で光る「蓄光テープ」を防災に使う!

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必要なのは「蓄光テープ」。これだけ。

蓄光テープとは一度光を吸収し、光のない暗闇で発光するテープのことです。ネットやホームセンターで購入でき、価格は500~1000円くらい。試したことはないですが、100円ショップでも売っているようです。

この蓄光テープを防災のために使います。

■寝室・玄関…もしものとき家族が逃げる道筋はどこ?

蓄光テープをドアノブや玄関ドア、持ち出し用防災バッグを入れている収納のドアなど、「もしも夜、外が暗いときに災害が起こった場合、避難経路として家族が辿るだろうところ」に貼っていきます。

たとえば、ドアノブだとこんな具合です。

もしも、夜災害が起こったら…。“蓄光シール”1枚が家族の安全な避難を守ります!

大きなものを貼らなくてもこれくらいで大丈夫!

もしも、夜災害が起こったら…。“蓄光シール”1枚が家族の安全な避難を守ります!

暗くなるとちゃんと光ります。

もしも、夜災害が起こったら…。“蓄光シール”1枚が家族の安全な避難を守ります!

念のため、電気のスイッチの下にも1枚。

防災というと、備蓄など「何を持っていくか」「何を保管しておくか」とモノに注目しがちですが、それよりも大切なのは家族が安全に逃げ出すこと。

災害に、朝昼晩は関係ありません! 夜起こったときのことを考えて、蓄光シールのように光るものを道しるべに貼っておくことで、急な真っ暗闇に大人も子どももパニックにならずに落ち着いて行動できるようになるのではないでしょうか?

■○○専用でなくてもOK! 光るおもちゃありませんか?

蓄光シールはどこの家にあるものではありませんが、もしかすると代わりのモノが既に家にあるかもしれません。

たとえば、子どものおもちゃ。わが家も蓄光シールを貼ってから気づいたのですが、子どもたちが遊ぶアイロンビーズには暗闇で光るタイプのモノがありました。輪ゴムのおもちゃでも光るものがあるようですし、天井や壁に貼るウォールステッカーにも今は蓄光タイプのモノがたくさんあります。

防災備蓄も大事ですが、蓄光テープなどで簡単にできる“暗闇でも安全に避難できる経路づくり”。

自分の家・家族には今どのような防災が必要なのか? 家族とまずは話してみることが防災の一歩かもしれませんね。

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ライフオーガナイザー 中村佳子
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