おはようございます。
ライフオーガナイザーの原田ひろみです。
キッチンで使うもので、こまごまとしたキッチングッズや一時的に残しておきたいものなど、収納場所に困るものってはありませんか?
定位置が決まらず、あちこちに置いていたことがストレスになっていたものを、ため込まずに管理できるようになった3つのポイントをご紹介します。
■置き場所に迷うものは「一時置きボックス」にまとめる
水筒についていた予備のシリコン栓などキッチングッズの付属品、ついもらってしまうサンプルや割り箸・スプーン、一時的に手元に置いておきたい取扱説明書など、置き場所に迷うこまごまとしたものをキッチンのあちこちに置いたり、しまい込んだりしがちでした。
すると、どこに置いたか忘れてしまい、いざ使いたいときすぐに出てこないんですよね(苦笑)。使うから置いているのに、必要なときにすぐに見つからない……。これでは意味がないので、置き場所に迷うものは、「一時置きボックス」でまとめて管理するようにしました。
こちらのボックスは、キッチンの背面にあるスチールラックにおさめています。
置き場所に迷うものは、つい食器棚のカウンターに置きそうになるのですが、ちょっと手を伸ばしてボックスに入れるだけ。
ボックスにはフタがなく、放りこむだけなので、すぐにできます。迷ったらこのボックスに入れるようにしたことで、「あれはどこ置いたっけ?」と行方不明になるものが減り、必要なときにすぐに取り出せるようになりました。「使うかどうかわからないけど、一時的に残しておきたいもの」も一緒に収めています。
また、使い慣れるまではそばに置いておきたい取扱説明書は、チャック付きの袋にまとめ、キッチンの食洗機下の引き出しへ。
■「一時置きボックス」は定期的な見直しでため込まない
まとめて管理している一時置きボックスは、ため込まないように定期的な見直しをしています。見直すタイミングは、ボックスがいっぱいになったとき、ボックスに使わないものを見つけたときです。
ボックスの中をすべて出して必要なものだけボックスに戻し、必要なくなったものは処分します。いつのまにかお店でもらった割り箸がたまっていたときは、すべて出して必要な量だけ残し、菜箸代わりに使ったり、災害時に使うために非常持出しリュックに入れておくことにしました。
■使わないサンプルや割り箸などははじめから“もらわない”
一時置きボックスを定期的に見直しを続けていると、サンプルでもらったものや割り箸などは、結局使わずため込んでしまうことが多いんですよね。
そのことに気づいてからは、なるべく“もらわない”ようにしています。買い物をして「お箸はいりますか?」と聞かれたときも、すぐに必要なければ「いりません」と断るようになりました。大切な資源を無駄にせず済みます。
収納場所に困るものを「まとめる」、「見直す」、「もらわない」。3つのことを意識することで、必要な量だけを持ち、使いたいときすぐに取り出せる仕組みができました。収納場所に迷うものこそ定位置を決めることや、どれだけ所有するのかを考えることも大切ですね。
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ライフオーガナイザー 原田ひろみ
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