おはようございます。
日本ライフオーガナイザー協会代表理事の高原真由美です。
毎回大好評の東京都八王子市在住のマスターライフオーガナイザー川崎朱実さん宅の収納実例、今回はキッチン収納編です。
過去記事はこちら。
8月27日 取り出しやすく、戻しやすい収納の秘訣は、動詞ラベリング
9月1日 これは便利!忘れたくないお知らせは、すべてまとめてコーナーに
9月6日 「洗濯物はたたむもの」という思い込みを捨てたら…
新築から数年、でもまだモデルハウスのようなすっきりとしたキッチンです。
くどいようですが、4人の男子がここで住んでいるとは到底思えませんよね。
大容量のキッチン収納があるとはいえ、6人家族ですし、それなりに食器やカトラリーも多いはず。どんなふうに収納しているのでしょうか?
普通なら調理器具やカトラリーがぎっしりと詰まって、ごちゃごちゃになりがちなシンク下の収納から拝見。
収納してあるボウルは大きいサイズのみ。小さいボウルはどんぶりで代用するので必要ないとのこと!
よく使うスプーンや箸は、箸立に立てたまま収納しています。食事のときはそのまま取り出してテーブルに持っていけばOKなので便利。シンクに近いところに収納スペースを設ければ、グラスの片づけも楽ちんですね。
すっきりとさせるために、持っているもので代用できるものは最大限に利用し、ものの量をコントロール。また頻繁に使うものを一番使いやすいところに選んで収納し、出し入れしやすくされていることもポイントです。
しかし!川崎邸のキッチン収納の見せ場はここにあり!といっても過言ではない場所を、最後にご紹介。
子どもたちが使う水筒を、乾燥しやすいようにキャップを外したまま横にして収納。外したキャップは、別のケースにひとまとめ。4人の男子を育てている川崎さんならではのアイデア収納です。
この水筒収納は、仲間のライフオーガナイザーたちも真似して取り入れています。
ちなみに上段のプラスチックケースには、ワイングラスや食品保存容器を収納。もちろん必要なときにすぐに取り出せるように、ラベルを貼って分類してあります。
こんなキッチンなら、無駄なく調理もできますし、子どもたちの登校準備にも時間をかけずにすみそうですね。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
記事:油科真弓
撮影:川俣満博
編集:日本ライフオーガナイザー協会代表理事 高原真由美
ライフオーガナイザー川崎朱実