おはようございます。
ライフオーガナイザーの柴田敦子です。
「何が食べたい?」と家族に聞くと、「からあげ」「コロッケ」「エビフライ」と揚げものばかり。余裕がなくて「今日はごめん!」と断ってしまうこと、ありませんか?
おいしい揚げものですが、衣をつけたり、揚げる手間に加え、はねた油の掃除や、使った油の処理がネックです。せめて後片づけだけでもラクにしたい私がしている、揚げもの後の掃除と油処理の手間をなるべく減らす工夫を3つお伝えします。
■油はねと汚れが激減、ニトリ「油はね防止ネット」
揚げもの調理は、油が飛んで「熱っ」となるのも、作るのがおっくうになる理由のひとつ。先日、ニトリでいいものを発見!「油はね防止ネット」は、揚げものをするときに鍋に乗せるだけで、蒸気を逃しつつ、油はねを減らすことができる優れものです。
完璧に油はねを防ぐことができるわけではありませんが、大粒の油はねは、かなり減らすことができます。油はねの熱さや、やけどが避けられるうえ、大粒の油汚れを防ぐことができるので、後片づけがずいぶんと楽になります。油はね防止ネットを使い出してから、換気扇の油汚れが減り、掃除が軽く済むようになったのも嬉しいポイントです。
揚げものだけでなく、肉や野菜を炒めるときの油はね防止はもちろん、湯切りにも最適です。
サイズは22〜34㎝、4サイズあるので、お手持ちのフライパンや鍋に合わせて選ぶことができます。わが家では、28㎝のフライパンに合わせて、30㎝のネットを使っています。30㎝とサイズは大きいのですが、とても薄いので、立てて収納をすれば収納場所も取りません。
今では、「油はね防止ネット」を使わない日はないぐらい重宝しています。
■揚げもの鍋は、片手で油が注げる中華鍋が便利
以前は、厚手鍋の「ル・クルーゼ」を揚げもの用の鍋に使っていたのですが、とても重たいので、両手で鍋を持つ必要があり、油を捨てることがストレスでした。そこで、手持ちの中華鍋を、揚げもの用の鍋に使ってみたところ、素材が鉄製なので揚げ油の温度が安定し、問題なく使うことができました。何より中華鍋には注ぎ口があるので、使用後の油が捨てやすいことに気がつきました。
中華鍋は大きくて底が深いので、蕎麦やパスタ、青菜を茹でるのにも最適です。
焼くことはもちろん、揚げる、茹でることができ、重くても片手で茹で汁や油を注ぐことができる、まさに万能鍋です。
中華鍋の収納方法は、「無印良品」のポリプロピレンスタンドファイルボックス・ワイド・A4用 約幅15×奥行27.6×高さ31.8cmを使い、油はね防止ネットや、ほかのフライパンと一緒に立てて収納し、取り出しやすくしています。
■揚げ油は1回使い切り!割り切ることでストレスを減らす
以前まで、揚げもので使用した油は、オイルポットに入れて再利用していたのですが、どうしてもオイルポットが油でベタベタになるため、手入れが面倒で手放しました。そのため、揚げ油は基本的に1回の使用で処分しています。
野菜しか揚げていないときなど、さすがにまだ使いたいときは、油をそのままコンロに置いておき、2日目に、肉や魚を揚げて使い切るようにしています。育ちざかりの息子たちは、揚げものなら連続でも大歓迎です(笑)
油の処理方法は、牛乳パックに新聞紙や使用済みのキッチンペーパーを入れて、油を吸わせます。
夏場は自然発火してしまう可能性があるので、油の後に水を染み込ませておくといいようです。牛乳パックのあけくちを、マスキングテープで留めてから可燃ゴミで捨てています。
油を固めてから捨てていたこともあるのですが、凝固剤を買うことと、固めたあとの油を取ることがめんどうになり、油が冷めたらそのまま処理する方法に変えました。
オイルポットがなくなったことで、油っぽいオイルポットの手入れをする必要がなくなり、キッチンの収納スペースに余裕ができました。揚げもの調理のたびに「この油はまだ使えるのか?」「新しい油を足すべきか?」と考えることもなくなり、ストレスが減りました。毎回新しい油を使うので、油を買う頻度は増えますが、新鮮な油を使うことで、食べ過ぎても心なしか胃もたれが減ったような気がします。
おいしいけれど、面倒な揚げもの。後片づけのストレスを減らして、なるべく笑顔で作ることができるといいですね。
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ライフオーガナイザー 柴田敦子
ブログ:クローゼットから整える 余白のある毎日