おはようございます。
ライフオーガナイザーのさいとう きいです。
実は…インテリアや整理収納について考えるのは大好きなのに、ルーチンワークとしての掃除、片づけが苦手です。
どうにかしてラクに、簡単に部屋をキレイに保つ方法はないかと、これまであれこれ試してみました。
その結果わかったのは、ルーチンワークが苦手とはいえ、「溜まった汚れ・散らかりを、時間をかけて集中的に片づける・掃除する」より、「汚れ・散らかりが溜まらないうちに、毎日ちょこちょこ片づける・掃除する」ほうがラク(マシ?)だということ。
放っておく時間が長くなるほど、汚れや散らかりは複雑になります。複雑になると元に戻すのが大変になり、多くの時間、体力、気力が必要に。それでなくても日々の掃除や片づけが好きではないのに、大変だったらもっと「やりたくない!」。
矛盾しているように聞こえますが、苦手だからこそ毎日コツコツ掃除したり、片づけたりするのが大切だと気づいた次第です。
…気づいたからといっても、それでいきなりルーチンワークが好きになるわけではありません。あいかわらず毎日のコツコツは苦痛そのもの。
たとえば、毎朝の掃除。
三歳男児+愛犬と暮らしていることもあって、わが家では掃除機がけと拭き掃除が欠かせません。欠かせないとわかっていても、これが毎日となると「めんどくさい! やりたくない!」。なんだかんだと理由をつけて、先延ばし、先延ばし…。気がつくと夕方だったことも、一度や二度ではありません。
そんなとき、たまたま手にした掃除に関する本で、著者が「掃除にかかる時間を計り、1日のスケジュールに組み込んでいる」と話しているのが目にとまりました。
こんなにイヤだ、イヤだと思っている日々の掃除に、どのくらいの時間がかかっているのか気になって、キッチンタイマー片手に計ってみたところ:
- はたきがけ:3分
- 掃除機がけ:10分
- 拭き掃除10分
23分でした。
え?
…それだけ?
そうなんです、たったそれだけだったんです!
掃除に何分かかっているのかわかっていなかったときは、とりかかる前から気が重くて、「大変だなぁ、イヤだなぁ」と思っていました(毎日23分以上)。
それが「20分ちょっとがんばるだけで、その日一日気持ち良く過ごせる」と、はっきりわかってからは、頭の中で「掃除しなきゃ!」「片づけなきゃ!」と考えてどよ〜んとしている時間(=脳内家事の時間)がもったいないと感じるように。
「脳内家事の時間(長い時は1日中!)+掃除時間(23分)」が、今では純粋に「掃除時間(23分)」だけで終えられるようになりました。
ルーチンワークの中身はまったく変わっていないのに、どよ〜んの時間がなくなったせいか、掃除に対するハードルは一気にダウン。以前よりずっとラクにこなせるようになったと感じています。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー さいとう きい
ブログ:SMALL SPACES: 狭くても快適に