おはようございます。
4人の子どもと暮らすライフオーガナイザーの中矢くみこです。
大掃除くらい家族には協力して欲しいなと思いつつも、「次はこの場所ね」と指示役になってしまうのは何だか残念な気持ちになっていた私。マイペースに掃除をしたい夫には、ついつい何度も口を出してしまい、「ちゃんとやってるから!」と険悪な雰囲気になることもしばしばでした(汗)。
そこで「もっと前向きで、楽しい雰囲気で大掃除をしたい」と試してみたのが、「付箋ペタペタ作戦」でした。
■「何をするの?」を書き出すと、家族にも一目瞭然
まずは、各部屋・場所の目につくところに、それぞれどんな掃除をするのか、付箋に書いて貼り出します。
使った付箋は「3M」ポストイット全面強粘着付箋。
全面強粘着タイプなら、扉のように開け閉めする場所に貼っても剥がれ落ちることがないので、数日間かけて掃除をするときにもピッタリなんです。
付箋を見るだけで子どもでも掃除内容がわかるように、「工程を細かく分ける」「掃除方法を具体的に書く」ことを意識して書きだします。
細かく書きだすと必要な掃除用具もイメージしやすいので、足りない掃除グッズの買い出しにも役立つんですよ。
■終わったら剥がす!で達成感を味わう
大掃除の日には、掃除に必要な道具などを付箋の近くにセッティングして、どんなふうに掃除をするかをざっくりと説明。「やりたい場所はどこ?」を募りながら掃除を始めます。掃除が終わった付箋はどんどん剥がしていきますが、わが家で使っている黄色の付箋は見た目にも目立つ!減っていく様子が目でみてわかるので、より達成感が感じられます(笑)。
剥がした付箋は捨てずにクリアファイルに。1年に1度とはいえ、何を掃除するのか考える手間は省きたい!こうやって残しておけば、翌年は新しい付箋に書き写す手間だけで済みます。
とはいえ、わが家では1年で使い捨てせず、2年目も再利用します。2年目の今年は粘着力が落ちていますが、2日程度なら落ちてこないので、限界まで使うつもりです。確実に何年も使いまわしたいときは、マスキングテープも便利かもしれませんね。
■プチご褒美&大きなご褒美でやる気アップ!
子どもたちには、ゲーム感覚を取り入れてモチベーションを上げる作戦。小さなお菓子を用意して「付箋1枚につきチョコ2個」などご褒美を決めておきます。もちろん大人も(笑)。
休憩のときにゲットしたお菓子を食べるのも楽しいのです(笑)。最後までは、さすがにチョコ程度ではやる気を引っ張りきれないので、全部終わったときの大きなご褒美も話し合って決めておきます。去年は家族が大好きな近くのスーパー銭湯に行きました。
子どもたちが掃除したところは、完璧にピカピカになっていないかもしれません。でも、まずは掃除の仕方を知ってもらうところから始めて、徐々に覚えてくれればいい。私もまだまだ試行錯誤なので、人のことは言えないのです(笑)。
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ライフオーガナイザー 中矢くみこ
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