おはようございます。
ライフオーガナイザーの佐藤美香です。
年末年始は、おせちやおもてなしの食材などで冷蔵庫もフル稼働になりますね。そこに急な頂きものがあると、「冷蔵庫に入らない」なんてことも……。わが家では、義母から予告なく食材が届くことがあるため、日頃から冷蔵庫に空きを作れるように、中途半端に食材を残さない3つの工夫をしています。
■食材の使い忘れ防止のために特等席をつくる
食材は、週末にまとめ買いをしています。1週間分を購入したつもりでも、予定が変わり、思いのほか残ってしまうことも。中途半端に残った食材は忘れてしまいがち。使い忘れてカピカピなんてことにならないように、冷蔵庫を空けてすぐ目に入る場所に、余り食材の特等席を設けています。
作るつもりで作らなかったおかずの材料や、開封済みの瓶も同じトレーに。お土産でいただいた野沢菜も、見える容器に入れ替えています。ふだんあまり冷蔵庫にない食材ほど、特に「見える」を意識しています。
余り野菜も、野菜室の手前にセット。使いかけの小さな野菜も奥にいったりしないので、使い忘れずに済みます。
残った食材の量が多いときは、週末のまとめ買いをなくし、今ある食材を「使い切るデー」を設けたりもしています。「今ある食材だけで乗り切る」と決めると、意外とどうにかなるものです。
■「これがあれば何とかなる!」の安心食材をストック
冷蔵庫の食材を使い切るときには、日持ちする乾物や缶詰めなどのストックが活躍します。冷蔵庫の残り食材でも、乾物や缶詰をプラスすることで、ボリューミーにすることができます。
オイルサーディンやトマト缶は、残り野菜と合わせて、煮込み料理やオーブン料理に使えるので便利です。最後にパン粉やパセリを散らせば、何となく「ちゃんと作った風」を装えるのもいい(笑)。
乾物も、最近はいろいろ種類がありますね。わかめや野菜・きのこなど、そのまま入れて使えるものをストックしています。具が少ないスープに入れたり、ご飯やサラダに混ぜたりと、使いやすいです。
買い物って、「これだけしか買わない」と思って出かけても、「安い」「美味しそう」とつい余計なものを買ってしまうので、買い物に行かないで済むのは助かります。
■残りものを残りものにしない冷凍のコツ
餃子やハンバーグのたね、カレーやシチューなど、ふだんの食事で中途半端に残ったときは、無理に食べたり捨てたりせずに、冷凍しています。後日、別の料理として活用すれば、残りものも立派な材料。
たとえば、味の濃いおかずは、小さく丸く包んで冷凍しておき、おにぎりの具として使います。ボリュームのあるおにぎりは、おかずが少なくてもOKですし、子どもの部活やバイト前に食べるのに重宝します。
カレーが残ったときのアイデアはこちらでご紹介しました。
>>>一度の手間で2度3度美味しい! ラクするためのカレーの冷凍術
パスタが残ったときはのアイデアはこちらです。
>>>余ったパスタがお弁当おかず・ランチに変身!簡単リメイクと保存方法
こまめな在庫管理はできませんが、「使い切る」「食べる」を意識していくことで、食材の無駄がなくなりました。自宅で過ごす時間が増え、食事を作る機会も増えています。ご自身やご家族にあった食材の使い方を見つけていきたいですね。
食材を無駄にしない冷蔵庫の収納方法は、こちら:
・全部見えるから使い忘れなし!わかりやすく使いやすい冷蔵庫収納の工夫
・【冷蔵庫収納】食材を無駄にしない! 冷蔵庫の管理をしやすくする工夫とは?
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ライフオーガナイザー 佐藤美香
ブログ:愛家