おはようございます。
ライフオーガナイザーの会田麻実子です。
どこに何があるかわからず食材を無駄にしてしまったり、冷蔵庫を開けたまま長い時間探していると電気代が気になったりと冷蔵庫の悩みってつきないですよね。
今回はわが家で実践している、食材も電気代も時間も無駄にしない冷蔵庫収納のルールを3つご紹介します。
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■ルール1:段ごとに、おおまかな「カテゴリーを決める」
1つめのルールは、段ごとにカテゴリーを決めること。
いちばん上の段は、梅干しや酢漬けなど消費期限が比較的長いものの定位置。奥側は見えにくいので、前後には並べず手前側だけを使用しています。
2段めにいつもあるのは、たまご。残りのスペースは、出番待ちのストック置き場にしています。
使いやすい3段めは、よく使うものをボックスに入れてカテゴリー分け。左から「賞味期限の短いもの&小さいもの」「味噌汁&スープ」「乳酸菌飲料」「納豆」です。
奥まで見やすい4段めは、調理済みで早く食べたいおかずなど。上の写真では、前日に調理したカレーが鍋ごと入っています。
冷蔵庫の食材は入れ替わりも激しいので、きっちり決めているわけではありません。状況によってはギュッと詰めたり寄せたり、移動することも。けれど、“だいたいこの辺り”と決まっていると家族が自分で探してくれて、私の負担も少なくなるなと感じています。
■ルール2:家族がよく食べるものは「右側」に集める
2つめのルールは、家族がよく食べるものや食卓で使うものを冷蔵庫の右側と右のドアポケットに集めること。
“右側”と決めたのは、リビングダイニングに近い&家族の利き手が右手&右のドアのほうが少し大きく出し入れしやすいから。家族が必要としているものは、たいてい右のドアを開けるだけで出し入れできるので、冷気が逃げるのも最小限で済むのでは……と期待もしています。
ちなみに、LDKと冷蔵庫の配置がほぼ同じなのに「食卓で使うものは左」「調理で使うものは右」の事例も! そちらもなるほど……と思う理由ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
>>>【冷蔵庫収納】家族みんなが快適で使いやすくなるドアポケット 収納の工夫とは?
■ルール3:1段分の「空間」を残す
3つめのルールは、1段分の空きスペースを用意すること。これは“できたら”という努力目標で、常に1段分空いているわけではありません。
このルールを決めたのは、買い出し担当を夫も担ってくれているから。大変ありがたい話ではあるのですが、唯一の問題は乳酸菌飲料を2箱まとめ買いしたり、牛乳を3パック買ってきたりと、量がかなりダイナミックなこと。
趣味らしい趣味のない夫にとって、会社帰りのスーパーでの買い物はストレス発散のひとつにもなっている様子です。ある程度自由に買い物をしてほしいけれど、冷蔵庫に入りきらないせいで夜に不穏な空気になるのはご勘弁!
そんなとき、冷蔵庫の空きスペースが私の心の余裕につながるわけです。この“夫のための空間”は、わが家の家庭平和に大きな貢献をしてくれています。
わが家の“夫のための空間”は冷蔵庫以外にもあります。
>>>脱ありがた迷惑?! 「迷惑」を「ありがとう」に変える「●●コーナー」とは?
どんなふうに冷蔵庫を整えるかは、家族構成や買い物の仕方、作り置きをするかといった暮らし方によるところが大きいように思います。これまでの片づけ収納ドットコムの記事も、ぜひ参考にしてくださいね。
収納の工夫で冷蔵庫を使いやすくするアイデア:
・【冷蔵庫収納】食材を無駄にしない! 冷蔵庫の管理をしやすくする工夫とは?
・ライフオーガナイザーの冷蔵庫収納術 ~定位置を決める3ステップ
・「冷蔵庫のドアポケットが使いづらい」は、映えない楽ちん収納で解決!
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ライフオーガナイザー会田麻実子
ブログ:小さく暮らす。