おはようございます。ライフオーガナイザーの野田弥栄子です。
私は、まもなく84歳になる義母と同居のため、4年前にフルリノベーションした住まいで暮らしています。
シニアのキッチン、シニアの食器棚収納に引き続き、今回はシニアのクローゼットの収納をご紹介します。
どんな収納方法だと使いやすいかを検討するために、実際に一緒に「無印良品」に見に行き、どんなタイプがいいか、まずは本人に決めてもらうことに。義母が選んだのは、幅56cm、高さ175cm、奥行き40cmの写真のユニットシェルフです。
「見えないと忘れる」ということで、扉やカバーもなしです。(実は今回の衣替えで、一番下の引き出しも開けにくいということが判明しましたので、改良予定です)
ハンガーのポールは、しっかり腕を上げられる高さかどうか確認し、よく履くパンツと羽織るものをかけています。
引き出し1段目と2段目は下着やハンカチ、ストール、ソックスやハンドタオルなど。
3段目はトップス。
4段目はパンツ類。
季節ごとに、必要なものを一緒に選んで収納しています。毎回、すべて出してみると、「こんなに着るものがあるのね」と驚いています。
初めのうちは、衣類をたてて、なるべくたくさん収納をしていました。
だんだん維持をすることが難しそうということに気づき、なるべく、「ゆるゆるに収納」「ふんわり置く」「量は少なめに」というルールに変更しました。
ここには全体の4割程度を収納しています。見えない・見つからないをなくすことで、探す時間も減り、着替えもスムーズになります。
残りの衣類は、階下にある引き出しに移動し、必要に応じて、出し入れしています。入院セットもこちらに収納。
昔は編み物の先生をしていた義母、思い出のつまったセーターもたくさんありましたが、サイズがXLからSになってしまったので、本当にお気に入りのみを残すことになりました。昔のセーターは「今の体にはちょっと重い」と言っているので、さらに何枚か手放すことになりそうです。
季節外の衣類は、義母の嫁入り道具、桐の箪笥に収納しています。
思い出話をしながら衣替え、そんな寄り添う時間も、大切なことかもしれません。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー野田弥栄子
ブログ:奇跡のたねをそだてよう