おはようございます。
ライフオーガナイザーの木村道子です。
わが家のリビング・ダイニングは備え付け収納なし、隣接する部屋なし、10畳という狭小スペース。そのリビングで、メインの収納スペースになっているのが、引っ越ししたときに購入した、「無印良品」のスタッキングシェルフです。
それから8年、暮らしの変化や子どもたちの成長に合わせて、何度も収納を見直し、置く場所を変えながら、ずっとリビングで使いまわしてきました。
今回は、「絵本の収納場所を増やす」「娘の勉強グッズを収める」ために、1年ぶりに使い方を見直しました。
目次
■わが家の頼れる存在!「無印良品」のスタッキングシェルフ
わが家が8年前に購入したものは、スタッキングシェルフ・ワイド・3段・オーク材です。引っ越し当初は、リビングにCDコンポと金魚の水槽を置いていました。
娘が生まれ、成長すると、スタッキングシェルフは子ども専用スペースに。スタッキングチェスト・引出しは、おもちゃをざっくり収納しても、見た目がすっきりするところがお気に入りです(引き出しを足の上に落とさないかが心配なので、よく使うもの・重いものは下の引き出しに収納しています)。
リビングと子どもスペースの区切りとして使用していたことも。狭小リビングでも圧迫感がなく、縦置きでも横置きでも使えるスタッキングシェルフは、頼れる存在です。
そんなスタッキングシェルフですが、最近うまく活用できていないと感じていました。そこで、1年ぶりに使い方を見直すことにしました。
■ステップ1:ストレスに感じていることは何か、家族で話し合う
まず、「ストレスに感じていること」は何か、家族で話し合ってみました。
・絵本が入りきらない
・娘の学習グッズがリビングのあちこちにある
・鉛筆削りや貯金箱を息子がさわること
家族が声をそろえたことは、「絵本が入りきらない」です。
収納に余裕がないため、子どもたちがきれいに片づけることは難しく、大人にとってもかなりストレス。「たくさん本を読んで欲しい」という願いはあるのですが、収納場所のことを考えると、新しい本を買うことも躊躇するほど……。
2つめの「娘の学習グッズ」は、ファイルボックスに入れているだけなのですが、学習グッズ以外のものを入れたり、学校のものと習いごとのものが混ざったりして、常にファイルボックスは満杯で溢れてしまっていました。
息子(3歳)が娘の鉛筆削りや貯金箱をさわることも、ゴミなど散らばることがあり、私にとってはストレスでした。
■ステップ2:ストレスを解消する方法を考える
ストレスに感じていることを全部出してみて、どうすれば改善できるか考えていきます
・絵本が入りきらない
→リビングに置く絵本を厳選する。絵本の収納場所を増やす
・娘の学習グッズがリビングのあちこちにある
→スタッキングシェルフにまとめる
・鉛筆削りや貯金箱を息子がさわること
→息子の手が届かない場所に収納場所を決める
模様替えなどのときは、図を描いて計画するようにしています。私の場合、こうすると必要な寸法等もわかりやすく、完成後のイメージもしやすいからです。
その上で、新たに購入したものは、「セリア」のファイルスタンド3つ。
今までノート類はボックスに投げ入れていましたが、スペースを有効活用したいので、立てて収納することにしました。その際、立ち上がりがない形が、子どもたちにとって「出しやすく」「片づけやすい」と思い、購入を決めました。
■ステップ3:まずは全部出して、分ける。そのあとに収納
イメージがかたまったので、いよいよ作業していきます。まずは、分類しながらスタッキングシェルフに入っているものを、すべて出していきます。
分類方法
・共有のもの(絵本・お絵かき関係・折り紙)
・娘のもの(お手紙・ノート・シール)
・息子のもの(ノート・おもちゃ)
・パジャマ・タオル類
・処分するもの(使い終わったノート・絵本のカバー・使えなくなったシール類)
全部出して分類するのに、45分。収納していくのに30分。その後、ラベルの作成や微調整を行い、2時間弱で完成しました。
見直してから半月ほど経過していますが、絵本や学習グッズが他の場所にあふれることはなく、私のストレスは激減しました。
スペースの関係で選んだサイズですが、(余裕があればもう少し大きなものを置きたかった……)。気になったときに、気軽に模様替えや収納の見直しがしやすく、良かったと感じています。
わが家のリビングにとってなくてはならない、スタッキングシェルフ。これからも必要に応じて使い方を見直し、まだまだ活躍してもらいたいと思います!
「無印良品」スタッキングシェルフの活用法はこちらにも:
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 木村道子
ブログ :ナノハナニッキ