おはようございます。
ライフオーガナイザーの中沢まみです。
末っ子を妊娠中、出産準備を進める中で「ベビーワゴン」が流行っていることを知りました。「リビングにお世話に必要なものがまとめて置けると便利かも!」と使ってみることに。
実際便利だったのですが、見た目の生活感とワゴンの使い方の難しさにモヤモヤ。失敗してわかった3段ワゴンをスマートに使いこなすコツや、現在の活用法をお伝えします。
■ベビーワゴンってなに?
「ベビーワゴン」は、赤ちゃんのおむつやおしり拭き、着替えやタオル、おもちゃなど、お世話に必要なものを、まとめてキャスター付きのワゴンに収納したもの。「IKEA」の「ロースコグ ワゴン」が人気のようですが、わが家は類似品を使っています。
・インスタで見かけた際に「便利そう!」と感じた
・白色なら圧迫感もなくスッキリ見えるかも
・以前からおしゃれなワゴン収納に憧れがあった
・在宅ワークなのでリビングでお世話しやすい仕組みを作りたかった
上のような理由から、わが家でも使ってみることにしました。
■使ってみてわかった3つの誤算
使ってみてわかった1つめの誤算は、「ワゴンって意外と使いにくい!」ということ。カゴには深さがあり、ワゴン自体も大きいので、一見たっぷりものを入れられそうに思えます。ですが、実際には高さがあるものは出し入れが難しく、せいぜいカゴから少し飛び出す程度。同じ高さの引き出しやチェストと比べると収納力は半分以下です。
また、両側からものを出し入れできますが、引き出しと違って奥のものは見づらく、取りづらく感じます。
2つめの誤算は、オープン収納なので生活感が出すぎるということ。おむつやおもちゃ、ケア用品など、育児用品にはカラフルなものも多いです。子育て中に常にキレイを保つのは難しく、いつの間にかごちゃごちゃしてげんなり……。カゴにかばんもかけていたので、なおさら場所を取ってしまいます。
ワゴンを置く場所を、玄関から丸見えのソファー横から、テレビの横、階段の前……といろいろ動かしてみましたが、どこもしっくりきませんでした。
3つめの誤算は、子どもがものを引っ張り出して遊んでしまうこと。ズリバイ・はいはいが始まると、手の届くいちばん下の段からどんどんモノがなくなっていきます。危ないものは置かないようにしていましたが、毎回片づけるのも手間でした。
■現在は保育園準備ワゴンとして活躍中
使いこなすのが難しく感じていたベビーワゴンですが、現在は保育園の持ちものや衣類を収納しています。ワゴンにしまっていたものの中で、特に使用頻度が高かったオムツ替えセットは、テレビ台の引き出しに収納しています。
ワゴンの中には衣類を中心に、保育園で必要なものや自宅で着る衣類(パジャマなど)を収納しています。「セリア」の「ライナケース スリムL型」「ライナケース スリムL型」「バスケット用仕切りLサイズ」で場所を仕切り、それぞれの定位置を明確にしました。ケースがあることで衣類も自立し、混ざらないので、乱れにくくなりました。
また、ワゴンの収納力不足は、通園バッグに早めに衣類を準備したり、保育園に多めに持っていくなどで対応しています。
ワゴンの置き場所は、扉つきのパントリーの中に。入り口をふさいでしまいますが、すぐ動かせることもあり許容範囲です。扉をしめてしまえば、見た目もいたずらも気にならず、心穏やかにすごせます。
忙しい子育て中だからこそ、「見せる収納」であるベビーワゴンをキレイに保つことはとても難しく感じました。こまごましたものが多いからこそ、乱れにくいように区切る、定位置を決める、ワゴン自体を目につかない場所に置くことで、スマートに使いこなせるようになったと感じています。
3段ワゴンを活用するヒントはこちらにも:
・IKEAの「ロースコグ ワゴン」をさらに便利にしてくれる5つのアイテムとその使い方
・IKEAの「ロースコグ」と「ホールナヴァン」を徹底比較!2つのワゴンの魅力と使い分け
・脱ガミガミ生活!気が散りやすい子どもの困りごとは見える化で解決
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 中沢まみ
HP : 散らかり思考を片づけて、もっと私らしく生きる!|3 STEP DESIGN