おはようございます。
ライフオーガナイザーの梅野優子です。
皆さんのお宅には、はさみは何本ありますか? 以前のわが家は、リビングダイニングあちこちにはさみが点在していて、たくさんある割には探し回ることが頻繁にありました。
ある日、1本だけを見える場所にひっかけて収納するようにしたら、探すストレスから解放されました。そんなわが家のはさみ事情をご紹介します。
■家全体のはさみは7本
わが家全体のはさみは、現在、リビングダイニング用に多用途はさみが1本
キッチンに食材カットばさみが1本
洗面所に眉カットばさみが1本
2階の仕事デスクに1本
その他、2階の洋裁セットの中に裁断ばさみが1本、2階の長女の部屋に1本、1階の次男の机に1本で、合計7本です。
■使う人が多いと、はさみを戻すのが難しい?!
わが家のリビングダイニングでは、以前は、たくさんのはさみをあちこちに収納していました。テレビコーナーやダイニングの仕事コーナーなど、「使うときにすぐ手にとれたらいいな」と思ったからです。
ところが、使った後のはさみが、同じ場所に2本かたまって戻されていたりと、あるべきところに戻っていないことがよくありました。
このことから、わが家のメンバーは「たくさんのはさみを持つスタイルは合わないのかも……」と感じていました。
■「1本精鋭&動線上&見える収納」でストレス解決!
そんなとき、ライター森の記事で「万能分別はさみ(サンスター文具)」なるものがあることを知りました。
>>>スムーズに捨てたい人におすすめ! あると便利な専用ツール3点
もともとは、瓶のキャップはずしのストレスを解消したくて飛びついたのですが、これが“万能”というだけあって、はさみとしても優秀です。
「これ1本あれば、他のはさみはいらないかも」と思い、リビングダイニングにあったいくつものはさみは一旦撤去して、この1本で様子をみてみることにしました。
リビングダイニングではさみを頻繁に使う場面は主に以下の3つでした。
①宅急便などの段ボールのテープカット
②郵便物などの開封
③新しい服などのタグはずし
あらためて観察してみると、玄関からの来るものを処理することがほとんどです。そこで、廊下から入ってすぐ、ダイニングとキッチンの境目、ゴミ箱すぐそばにかける収納にしました。
この方法にして以来、はさみが迷子になることがなくなりました。戻す場所が1カ所しかないことが、わが家のメンバーにはわかりやすいようです。
瓶をすすぐときにそのまま手に取れるこの場所は、瓶のキャップはずしとしてもベストポジションです。ダイニングで事務作業をするときに使うこともありますが、頻度は多くないし、椅子から振り返って数歩の場所なので、問題なく戻せています。
なんとなく「たくさんあると便利」と思っていたはさみですが、この経験から「たくさん持つことで生まれるストレスもあるのだな」と感じました。「どんなシーンで、誰が使うか?」をしっかり観察してみると、ストレスフリーな収納スタイルが見つかりやすいように思います。
“はさみの収納”はこちらも参考に:
・はさみは“専用化”したらなくさない?! 12本のはさみを10カ所に置く収納とは?
・家に「はさみ」は何本あればいい? 散らからない、探さないための適正量とは?
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 梅野優子
HP:片づけサポート【すっきり工房】 カフェ【ume-cafe】