おはようございます。
ライフオーガナイザーの会田麻実子です。
今日ご紹介するのは、東京都中央区在住のライフオーガナイザー上手理恵子さん。上手さんは、クローゼット収納の専門知識を持つクローゼットオーガナイザーでもあります。
着物や料理、観劇など趣味を日頃から楽しんでいる上手さんですが、ストールやマフラーなどの“巻き物”も大好き。今日は「気づけばたくさん持っていた」という、巻き物の収納について伺いました。
ストール収納の過去記事はこちら:
・かける? たたむ? ストールの収納法はひとつじゃないんです
・長く大切に使いたいカシミアの大判ストールは「特等席」に「マイルール」で収納!
・扉を開けた瞬間、胸がときめく!クローゼットの「うっとり収納」
・数々の失敗を乗り越えて!ストール収納は、「ざっくり」「くるっと」
・ストール収納から見えてきた! すぐに片づけられない人のための「一時置き場」3つのルール
・安心してください、ちょい置きしてます。楽なのが一番!のストール収納
使用頻度の高い1軍のストールは、玄関にあるシュークローゼットに収納しています。使っているのは帽子用ハンガー。受ける面が大きいので、外したままの状態でポンと置くように、かけることができます。忙しい帰宅時にはうれしい、手間いらずの収納です。ストールや帽子などの防寒グッズは、「とりあえず……」と、そのときの気分で“ちょい置き”してしまいがち。こんなふうに玄関に、手間いらずの収納があれば、あちこち置いてしまうことがなくなりそうです。
クローゼットにある大きなワイヤーかご。3つ重ねた一番上のかごに、気分を変えたいときに身につける2軍のストールをふんわりたたんで収めています。開口部の大きいかごなので、時間がないときはかごの中にポンと置くだけでOK。この手軽さが“ちょい置き”を防止します。このワイヤーかごは、ご主人が独身時代から使っているものだそう。
しわの気になる素材のストールは、プラスチック製の引き出しにふわんわりとたたんで収納しています。旅先で購入した思い出の品など、ほとんど使わないものもありますが、「収納スペースに収まっているから、よしとしています」と上手さん。
写真の左上に写っているカーキと紺のフリンジストールは、着こなしに何か足りないと感じたときにパッとつけるお気に入りのもの。必要なときにすぐ手に取れるよう、クローゼット内にあるネクタイ用のバーにかけて収納しています。
たたむ、かける、丸める。さまざまな方法があるストールの収納。上手さんが“ちょい置き”をしない秘訣は、よく使うものほど、手間をかけずにシンプルな収納方法にすることでした。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
取材・写真:会田麻実子
ライフオーガナイザー 上手理恵子
ブログ:大切なモノとココロの整理収納術
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