おはようございます。
ライフオーガナイザーの松林奈萌子です。
絵本は情操教育や知育などたくさんの効果があると言われています。子育てにおいては必需品と考えられ、購入される方は今も昔も多いですね。
読み聞かせをする際や子どもが読む際に、ペラペラと邪魔になるのが絵本カバーです。「外してみたけど可愛いくて捨てられない。でも場所を取る」、そんな悩みを持っていたクライアント宅でのアドバイス例を紹介します。
■Before:外した絵本カバーが捨てられずに家に溜まったまま
2歳の子どもがいらっしゃるクライアント。「絵本カバーを外したのはいいけれど、可愛くて捨てられないです。だけど溜まる一方で邪魔になるし、どうしていますか?」と相談を受けました。
そもそも絵本カバーは、店頭に置いておく際に汚れから保護することが目的でつけているそうです。購入後、自宅に置いておく際には、汚れからの保護も大切ですが、子どもの読みやすさのほうが優先度は高いため、わが家でも基本的には外しています。
それらをどうしているか。
①保管する、②活用する、③処分する、④やっぱりつける。このように分けています。今回は②の活用方法を紹介します。
■解決策:テンプレートで簡単作成、封筒&ポチ袋
絵本カバーはとても可愛いものが多いため、私も外した際に何か生活の中で活用できる方法がないかと長らく考えていました。そして行き着いたのが、「封筒」「ポチ袋」にリメイクする方法でした。
紙物やラッピングがもともと好きで、購入していた、株式会社呉竹の手作り封筒テンプレート。
こちらを使って絵本カバーを切り取ってみたら、図柄が可愛いのでとても可愛い封筒が完成したのです。
■After:新たなコミュニケーションツールとして活用
出来上がった封筒は、集金用、お手紙用、写真のお渡し用として生活の中で気軽に使うことができたのも高ポイントです。
キャラクターが象徴的なものなどは、大人同士で渡しても新たなコミュニケーションを生み出したり、親子で本のタイトルを言い当てたりなど、「家に溜まっていた絵本カバー」が新たな笑顔を生み出すモノに生まれ変わりました。
この方法をクライアントにお伝えしたところ、「私もやりたい!」とさっそくテンプレートを取り寄せられていました。
外した絵本カバー。来るか来ないかわからない”いつか”のために溜め込むより、”いま”を楽しむカタチに変えて活用してみるのも楽しいです。テンプレートでなぞって切るだけなので、初めての方でも簡単に作成できますよ。絵本カバーは著作物の一部であるため私的利用の範囲で楽しんでいます。
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ライフオーガナイザー 松林奈萌子
HP:子どもが帰りたい家は子どもが伸びる家「知的好奇心を育む片づけと仕組み作り」