おはようございます。
ライフオーガナイザーの白石規子です。
今日は、岐阜県美濃加茂市在住のライフオーガナイザー服部ひとみさんのDVD収納第2弾。今回は、購入したコンサートDVDの収納を拝見します。
前回の記事はこちら
・どんどん増える録画DVDをすぐに“録れる、観られる、戻せる”仕組みづくり
「いつでも観られるようにしたい!」「きれいに保管したい!」コンサートDVD。ですが、市販のケースはディスクを取り出しにくいという難点が。また、ケースの大きさがまちまちなことも多く、収めにくいのが悩み。
そこで、ディスクは元のケースから取り出し、1枚ずつ不織布製のケースに入れて傷を防止。グループ名やツアータイトルを書いておけば、見つけるのも簡単。テレビボードの引き出しにスマートに収納して、いつでもすぐに観ることができます。
ところで、購入した際のケースはどこに収納しているのでしょうか?
答えは、こちら!
そう、キッチンです!
ディスクが入っていないケースは必要ないと思われるかもしれませんが、空のケースもファンにとっては大切なアイテム。以前は「汚したくないし、誰にも触れさせたくない」と、押入れの奥にしまいこんでいました。でも「せっかく手に入れた宝物を眠らせておくのはもったいない。上手に暮らしの向上に役立てたい」、そんな想いから収納方法を見直してみました。
DVDケースを見て感じたのは“持っているだけでテンションが上がるお宝!”だということ。そこで「自分がおっくうだと感じることをしているときにお宝が目の前にあれば、テンションが上がるかも?」と考えたそう。
家事の中で一番おっくうに感じていたのは、“炊事”。
服部さんにとってキッチンは、いちばんのパーソナルスペース。自由に使うことができて、落ち着く場所。「ただ、残念なことに料理は苦手なんです」。とくに煮込み料理など、ゆっくり時間をかけてつくるという行為が退屈で、早めに火を止めてしまい、家族から「味が薄い!野菜が固い!」などと言われていたのだとか。
そんな“退屈な待ち時間の気分を上げてくれるかも!”と浮かんだ収納場所が、キッチンだったのです。
食器や食材を収めるには使いづらく、デッドスペースになっていた場所に、DVDケースやパンフレットを収納。頻繁にものを出し入れするのには向いていませんが、毎回取り出すわけではないので問題はありません。
「それ以来、煮込み料理が苦ではなくなりました!今では煮込み時間が足りないと感じるくらい(笑)」
「収納場所が変わると、収納するもの自体の価値が変わると思います。コレクションも思い出の品も、日々の生活がより楽しくなる場所に収められるとうれしいですよね」
“どこに、どんな目的で収納する?”を考えることで、自分に合った収納場所と収納方法が見つかるかもしれませんね。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 服部ひとみ
Blog : ひと宮の自己満ですが
編集:白石規子