おはようございます。
ライフオーガナイザーの十熊美幸です。
もうすぐ4月。いよいよ新学期・新年度がスタートしますね。
わが家では毎年この時期、春を迎える準備として「衣・食・住」それぞれで使っている「モノ」の見直しを行います。例えば、下着や靴下、箸やタオルなどがそう。
中でもタオルは、「タオルとして使うのは1年」という賞味期限を設け、年に一度の一斉見直しを行い、8割のタオルを新調、格下げするようにしています。
わが家は商売をしているため、営業や年末年始のご挨拶として年間20~30枚のタオルが家の中に入ってきます。そのほとんどが社名やロゴ入り。タオルへのこだわりを手放せば、贅沢に使え、定期的に一新できる環境でもあります。
しかし、言いかえれば、タオルの替え時の目安や期限を決めることを意識しないと、「家に入ってくるタオルの量 > タオルを使い切るスピード」という状態が続き、どんどん溜まっていってしまうことになります。
以前は、色褪せや、くすみ、ゴワゴワ感、ペラペラ感がでてきて、タオルの替え時かな~と思っても、まだ使える!もう少し使おう!いつかリユースしよう!と処分にストッパーがかかっていました。所有するタオルは、未使用・使用中も含めて300枚以上に膨れ上がったことも…。タオルの山を見るのもストレス、片づけのハードルも高くなり、ますますプレッシャーに。そこから解放されたくて、見直しを始めました。
まずは、名入り・ロゴ入りタオルは、未使用・使用に関わらず喜んでくれる介護施設や老人ホームなどへ譲り、管理できるキャパを超えた大量の保管はストップ! 格下げになったタオルは、形を変えて別の用途で消費し、最後まで使い切ってから処分するというサイクルを決めました。おかげで、日々の暮らしにいい循環が生まれました。
水廻りで使用するタオルは、洗面脱衣室洗濯機上のスペースに一括収納。このラックに入る量が24、5枚。これ以上は持たない、足さないと、タオルの枚数を決めることで、管理がとてもラクになりました。
収納方法、収納場所は以前の記事でお伝えしています。
・お風呂あがりに使うタオル、あなたはバスタオル派orフェイスタオル派?
キッチン用の手ふきタオルは、水廻りと区別するために、厚手の色物、柄物に。「無印良品」の籐カゴに入る10枚が、使用~洗濯~乾燥でまわるちょうどいい枚数。籠は、濡れた手でも使いたい時にパッと取り出せるように、キッチンカウンター背面の棚に置いています。
キッチン・水廻りのタオルは毎日洗濯しています。
今回記事を書くにあたり、計算してみると、1年間で1枚につき100~120回、洗濯していることに!十分に使い果たしてから、次の用途へバトンタッチ。最後まで大切に使い切っているんだなぁ~とあらためて満足感アップです(笑)
格下げしたタオルは雑巾に。汚れが目についたときにさっと拭けるように、洗面化粧台後ろの棚上にポンと置くだけのラクラク収納です。使い古したタオルは、女性にとっては絞るのが楽だったり、肌触りが優しくなるモノもあるので、特徴を活かして、雑巾や靴磨き用などへリサイクル、リユースして使い切っています。
「自分が管理できる量と見直しの期限を決める」ことで、モノや暮らしへの意識が整い、心地よい循環が生まれます。新しい年度のスタートに合わせて、持っているモノを見直し、新しい習慣を手にしてみませんか。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 十熊美幸
ブログ:居心地のいい「暮らし家」デザイン~ekuracieいい暮らしへ~
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