おはようございます。
ライフオーガナイザー/一級建築士の和田さや子です。
冷蔵庫を開けて、正面のいちばん取り出しやすいところは、何を入れていますか?
わが家の冷蔵庫は、いちばん取り出しやすいこの棚は、食材を入れないで空けるようにしています。「いちばん良いところを空けておくなんて、もったいない」と思われるかもしれませんが、この方法がオススメなことがあります。
残りものを食べ忘れたり、残りものを冷蔵庫に入れることができなかったりといった、日々の小さな困ったを解決するためのアイデアをお伝えします。
■冷蔵庫の特等席に空っぽの保存容器を置く理由
冷蔵庫を開けて正面。がらんと空いている棚の左側は、保存容器の専用スペースとしています。
このスタイルを取り入れたのは、片づけ収納ドットコムで、佐藤美香さんの冷凍庫の記事を見たことがきっかけでした。
>>>いくつあれば正解? 保存容器55個あってもOKな理由と収納方法
「冷凍庫が収納場所も兼ねているので、使っていないときでも、置き場所に困りません」と書いてあるのを見て、「これは真似をしてみよう!」と思いました。
保存容器を洗って乾かしたあとは、食器棚ではなく、冷蔵庫の定位置に戻します。使うときは冷蔵庫から保存容器を出して、残り物を詰めて、また冷蔵庫に入れます。おかげで、残り物が冷蔵庫に入らないということが、起こらなくなりました。
■残りものの食べ忘れを防ぐための保存容器選び
冷蔵庫に保存容器を収納するためには、保存容器選びがポイントです。
おかずが入った容器も空っぽの容器も重ねておくことになるので、一目で中身がわかるよう透明でないといけません。そこで、ガラス製の「iwaki」のパック&レンジを選んで揃えることにしました。
実際に使ってみて、透明であること以外に良かったポイントが4つあります。
・容器がフラットなので重ねやすい
・ふたをしたまま電子レンジで温めができる
・ガラス本体は食洗機で洗うことができる
・定番商品なので同じものを買い足しやすい
ガラス製なので長持ちする反面、うっかり割ってしまうこともあります。実際、先日いちばん大きな容器をうっかり割ってしまったのですが、同じものを買い足すことができて安心しました。
■冷蔵庫の右側も空っぽにしている理由
左側は保存容器の定位置にしていますが、実は右側も食材を入れずに大きく空けてあります。それは、“鍋の専用スペース”にするためです。
冷蔵庫にお鍋を入れるタイミングは、おおよそ2パターンあります。
一つめは、炊飯鍋でお米を浸水させるときです。朝起きてすぐにごはんを炊きたいときは、前日にお米を研いで、水に浸しておくことにしています。常温で浸水させておくと、食材が悪くなってしまう季節もありますので、冷蔵庫に入れておくと安心です。
二つめは、みそ汁やスープなどが残り、お鍋のまま冷蔵庫に保管しておきたいときです。保存容器に移し替えることなく、お鍋ごと入れられるのがとても便利です。
真ん中を大きく空けておくことで、冷蔵庫に収納できるモノが少なくなることは一見デメリットに見えてしまいます。ですが、自分の管理能力をふまえると、このくらいのスペースでちょうどよいようです。
買い物のしすぎや、夕食の残りものの食べ忘れによるフードロスに悩んでいたのが、どちらも解決できる仕組みになりました。
“iwakiの保存容器”はこちらも参考に:
・小さなキッチンで、かさばる「耐熱ガラス製保存容器」16個を愛用する3つの理由
・40個以上ある食品保存容器を、実用的に使いこなすワザと適切な収納方法
・憧れの「野田琺瑯」がうまく使えない!「iwaki」パック&レンジへの買い替えと用途別の使い分け
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ライフオーガナイザー/一級建築士 和田さや子
HP:NIGI DESIGN