おはようございます。
ライフオーガナイザーの藤本恭子です。
せっかくのルンバが使いこなせていない、そんなお悩みはありませんか? わが家にある古いルンバは、使う前の下準備が面倒で、しばらく使わずにお蔵入りしていた時期がありました。
しかし久しぶりにルンバを使ってみると、広い範囲を丁寧に、けなげに掃除してくれる姿に、愛着が湧いてくるまでに。ルンバをストレスなく稼働させることができれば、きっと自分の時間も増えるはず! そう思い立ち、ルンバを復活させることができました。
毎日の掃除をもっとラクに、時短にもつながる簡単アイデアをご紹介します。
目次
■ルンバがスムーズに動けない?主な原因はこの3つ
ルンバが使いづらかった主な原因は、段差、障害物、コード類が邪魔という三大理由がありました。
ルンバは約2cmの段差は乗り越えてくれますが、わが家の和室の段差は約4cm。和室からリビング側には移動するけれど、反対には戻れない。そのたびルンバを別の場所へ移動させて再起動させることがとても面倒だったのです。
さらにルンバの走行を妨げるゴミ箱などを移動させたり、コンセントに繋ぎっぱなしのコード類を巻き込まないかチェックしたりと、毎回の下準備も億劫に感じていました。
■段差解消におすすめ!適度な弾力のある散水用ホース
段差問題を解消するための市販の商品はいくつかあるのですが、費用も割高で、そもそも高さが合うものがありませんでした。そんなときにひらめいたのが、偶然ホームセンターで見かけた散水用ホースです。
段差の所にホースを置いて、その上からカーペットを敷き、段差を緩やかにカバーしてみました。わが家の和室の段差が4cmで、直径約2cmのホースの上に約1.5㎝厚さのカーペットを重ねると、これが意外にもシンデレラフィット!
緩やかな傾斜も感触も違和感なく、ルンバが和室の段差を軽々乗り越えて疾走してくれるようになりました。さらに良かったことは和室の段差につまずいたり、足をぶつけたりして痛い思いをしなくなったことです。
■床置きの小物は浮かせる!フック利用でルンバの動線を確保
ルンバのスムーズな移動に必要な空間は、床から約10cmほど。軽いゴミ箱などは、フックやワイヤークリップを利用して床から浮かせる収納にしてみました。ルンバの動線の邪魔にならず、床置きのときよりも埃が溜まりにくいのがメリットです。
お掃除ワイパーもサッと使いやすくなり、結果的に掃除全体が楽になりました。
■コード類は少し高めにキープして巻き込みを防ぐ
コード類も床から約10㎝上を目安にキープすることで、巻き込みを防ぐことができます。コード類をまとめるのには、市販のフックや、ホルダー、マグネット、ケーブルカバー、ステンレスのワイヤークリップなどいろんな方法があります。自分の部屋や使い方に合ったアイテムで、使いやすく工夫ができます。
ルンバが動きやすい部屋作りを意識すると、床置きのものも少なくなり、自然と部屋が整ってきました。いつの間にか自分もルンバも心地よく動ける、そんなすっきりとした部屋作りにつながると嬉しいなと思います。
ルンバの使いこなしのヒントはこちらにも:
・使用を諦めたダストボックス付きルンバを再稼働! デメリットを解消した2つの工夫
・1回で完璧を目指さない!ロボット掃除機「ルンバ」を使うときの3つの工夫とは?
・眠っていたお掃除ロボット「ルンバ」「ブラーバ」を再活用! 使いこなしのコツは?
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ライフオーガナイザー 藤本恭子
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