おはようございます。
ライフオーガナイザーの尾花美奈子(おばなみなこ)です。
わが家のキッチンとダイニングには東向きの窓があり、朝日が差しこむと、ふわふわ舞うホコリがよく見えます。そのため、拭き取り力が高いマイクロファイバーのふきんで、キッチンやテーブルの上を拭くことが毎朝の日課です。
使っているのは100均の商品ですが、ホコリ以外に油はねや水はねもきれいに落とせる優秀さが気に入り、使い続けています。
■やっぱり面倒?ふきんを繰り返し使うための漂白作業
ふきんを繰り返し使うとなると、「お手入れ」という手間がついてきますよね。私のお手入れ方法は、毎食後に食器用洗剤で洗い、週に2回、粉末の酸素系漂白剤を使ってつけおき漂白をするという方法です。ずっとこの方法ですが、以前の私は、別の手間がかかるこの漂白を、少し面倒に感じていました。
使い捨てのふきんにすれば、お手入れいらず。けれど、かさばる使い捨てふきんを収納するだけのスペースを作れず、購入には至りませんでした。
■3分でできる!実は簡単だと気づいたふきんの漂白
あるとき、ふきんの漂白に対する考えが変わる気づきがありました。
ふきんの漂白って「ボールや鍋にふきんを入れて、粉末の酸素系漂白剤とお湯を注ぎ、しばし待つ」。この流れが、「粉末調味料をふりかけてお湯を注ぐ、カップラーメンの作り方と似ている!」と思ったんですね。
そう思うようになってから、少し面倒だった漂白が「実は簡単!」という思考に変わり、負担なく続けられるようになったのです。
■「使い捨て」にしないからこそ生まれる4つの節約効果
ふきんの漂白に対するハードルが下がると、ふきんを繰り返し使うことはメリットばかりです。
・収納スペースが少しで済み、「空間の節約」になる
・100均の商品でも拭き取り力が高くて優秀。リーズナブルで「お金の節約」になる
・買い替え頻度が少なく買い物の手間が減り、「時間の節約」になる
・繰り返し使えることでゴミが減る。環境にやさしく「資源の節約」になる
まさに「空間・お金・時間・資源」の4つの節約効果がそろっているのです。
使い捨てのふきんは、確かにお手入れいらずで魅力的。けれど、「面倒」と思われがちな漂白作業も、少し視点を変えると、実は簡単なことでした。もしかしたら、世間の多くの声に流されているところもあったのかもしれません。
お手入れ以外の面も考えてみると、ふきんを繰り返し使うことはメリットがいっぱいと感じています。
ふきんの持ち方やお手入れに関してはこちらの記事でも紹介:
・素材や大きさが重要!ふきんやキッチンクロス、片づけのプロのこだわりはここ
・【50歳からの暮らしの見直し】台ふきん、食器ふき、手ふき……もの選びから置き場所、管理システムまで
・雑菌の気になるふきんをキッチンペーパーに変えて、きれいが広がるちょこっと掃除も習慣に!
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ライフオーガナイザー 尾花美奈子
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