おはようございます。
ライフオーガナイザーでグリーンアドバイザーの山田由乃です。
夏は室内の観葉植物にとっても過酷な季節。「ちゃんと水をあげているのに枯れてしまった」「水やりをさぼっていないのに、なんだか元気がない」という声も多く聞きます。
そんな水やり迷子さんに、タイミング・頻度判断・通気性の3つのチェックポイントをご紹介します。
■チェック①夏の水やりの時間帯を見直せているか?
夏の水やりは、朝の少しでも涼しい時間帯がおすすめです。気温が上がりきった昼間にあげると、室温も上がっている場合があるので、植物や鉢の中が蒸れてダメージを与えることも。気温が上がりきる前に、鉢底から流れ出るまでたっぷりと水をあげられるといいですね。
朝が忙しい場合は、夕方〜夜に水やりをしてみるのもいいかもしれません。
■チェック②水やり頻度を“目安”で決めていないか?
観葉植物の水やり方法を調べると目にすることがある、「〇〇日に一度水やり」という文言。これはあくまでも目安です。水切れのタイミングは、天候や植物が置かれた環境などにより、違ってきます。
そのため、指で土を少しほじって湿り気具合を確認したり、鉢を持ってみたときの重さで判断したりすることもあります。
私は白いマスキングテープに水をやった日を書き込み、鉢に貼り付けておいて、以前水やりしてから何日経っているかも参考にしています。 鉢の裏側に2回分だけ残して貼っておくことで、だんだんとその植物の水切れタイミングのイメージがつかめるのです。
マスキングテープを使い水やりタイミングをつかむ工夫は、こちらの記事で紹介しています。
>>>観葉植物の水やりタイミングをつかみやすくしたい!マスキングテープを使った工夫とは
「サスティー」などの水分チェッカーを活用するのもいいですね。
■チェック③鉢の中が蒸れていないか?通気性も見直して
部屋全体の通気性を保つことは、葉や土の水分蒸散を促し、蒸れや根腐れ防止に必要です。さらに鉢自体の通気性も、実は大事なのです。
以前、「ポット苗を買って受け皿代わりにマグカップに入れていたら、(マグカップとの接着面から根が蒸れて)枯れてしまった」という声も聞くことがありました。ポット苗で購入した植物は、必ず鉢に植え替えることが必要です。鉢底石を入れた鉢に植え替えることで、通気性と排水性をアップさせることができるからです。
さらに、水やり後は受け皿にたまった水を必ず捨てます。シンク等で水やりした場合は、しばらく水切りのために置いておき、鉢下からポタポタと出てきていた水があまり出てこなくなった状態で、受け皿に戻す習慣を。
鉢カバーに鉢を入れていて、通気性が気になる場合は、鉢と受け皿との間に、すのこやホームセンターなどで売られている硬質ゴムをはさむのもいいですよ。
水やりのタイミングや頻度、その後の状況も日々見守りながら、暑い夏を乗り切って育てていきたいと思っています。
観葉植物の水やりや、タイミングをつかむグッズはこちらも参考に:
・【鉢カバー入りの観葉植物】大きい鉢を動かさず、ラクに水やりする方法とは?
・観葉植物の水やりタイミングが誰でもわかる!「SUSTEE(サスティー)」の活用法
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ライフオーガナイザー 山田由乃
ブログ:植物を楽しむ暮らしづくり