観葉植物を枯らさず育てたい人へ。お世話が続く暮らしの整え方と工夫とは?

おはようございます。
ライフオーガナイザーでグリーンアドバイザーの山田由乃です。

現在の家に引っ越してきた当初は、「好きな植物を飾りたい」という気持ちだけで、ただ観葉植物を買って置いていました。度々枯らす経験が出てくると、「どうしたら育て続けられるかな?」「もう枯らしたくないな」という気持ちが強くなっていったのです。

観葉植物を枯らさず育てたい人へ。お世話が続く暮らしの整え方と工夫とは?

習慣やお世話の道具収納、植物選びや空間の整え方まで、その気持ちが影響していったように思います。わが家の変化をご紹介します。

■朝の水切れチェックが、暮らしのリズムになった

枯らさないため、朝に植物の水切れをチェックするようになりました。葉のしなりや鉢の重さ、水やり日を書き込み鉢に貼ったマスキングテープの記録の確認が習慣化していったのです。

マスキングテープを使い水やりタイミングをつかむ工夫は、こちらの記事で紹介しています。
>>>観葉植物の水やりタイミングをつかみやすくしたい!マスキングテープを使った工夫とは

観葉植物を枯らさず育てたい人へ。お世話が続く暮らしの整え方と工夫とは?

いつしか植物を見る時間が、一日のスイッチになっていきました。水やり頻度が増す夏は特に、朝時間にゆとりをもたせるため、前日に洗濯を済ませたり、翌日準備もきちんとしたりしておくように。

朝の水切れチェックの習慣を守りたくて、暮らし全体の流れも、自然と整ってきたように感じます。

■お世話しやすくなるよう、道具の収納を見直した

鉢数が増え、置き場所もリビングや玄関と分かれてくると、お世話に使う道具は集中収納だと面倒です。植物の近くにそれぞれ、ハサミやスプレー、肥料やウエットティッシュを分散配置するようになりました。

観葉植物を枯らさず育てたい人へ。お世話が続く暮らしの整え方と工夫とは?

水やり記録のマステと油性ペンは、水やりをするキッチンシンクそばのワークスペースに。

観葉植物を枯らさず育てたい人へ。お世話が続く暮らしの整え方と工夫とは?

“すぐ使えてすぐ戻せる”道具収納が、今ではこまめなお世話を後押ししてくれています。

■自分と置き場所に合う植物を選ぶようになった

はじめは見た目で好きな植物を選んでいました。でも枯らした経験から、徐々に水やり頻度の少ないものや、耐陰性のある種類を中心に選ぶように。日当たりや風通しなど、置く場所の環境を思い浮かべて、育て続けられそうな植物を選ぶようにもなりました。

観葉植物を枯らさず育てたい人へ。お世話が続く暮らしの整え方と工夫とは?

自分や暮らしの中での「育てやすさ」を基準にして選ぶことで、植物とよりうまく付き合えるようになったのです。

■もっと素敵に飾りたくて、空間を整えるようになった

壁を有効利用し、植物も飾るつもりで購入したリビングのテレビボード。娘のおもちゃを最下段にしまっていたら、いつしかごちゃつきを布で隠すようになっていました。

観葉植物を枯らさず育てたい人へ。お世話が続く暮らしの整え方と工夫とは?

「このままじゃもったいない」と感じ、収納の見直しをすることに。

観葉植物を枯らさず育てたい人へ。お世話が続く暮らしの整え方と工夫とは?

「どんなリビングにしたいのか」を改めて考え、テレビボードを片づけたことで、植物をのびのび置くことができ、過ごしやすいリビングになったと感じています。「もっと素敵に植物を飾りたい」という気持ちが、空間を整える原動力になったのです。

「枯らさず育てたい」という気持ちから、無理のない工夫を重ねていくうち、植物まわりだけでなく、暮らしそのものも少しずつ整ってきた気がします。これからも植物とともに、自分らしい心地よさを育てていけたらと思っています。

観葉植物や植物まわりの収納ついてはこちらの記事も参考に:
「あとでやろう」から脱するには? 観葉植物のお世話をこまめにできるようになる収納法
もう枯らしたくない! 観葉植物が教えてくれる不調のサインとその対処法とは?
布を外してスッキリ!リビングのおもちゃ収納を見直して家族のものも使いやすく

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心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー 山田由乃
ブログ:植物を楽しむ暮らしづくり

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