「まだ先かも…」と思っていたけど。50代後半で“住み替え”を考え始めた理由

日本ライフオーガナイザー協会代表理事の高原真由美です。

先週の記事では、「思考の整理から始める迷わない暮らしづくり」という新しいコンセプトとともに、私自身の住み替え計画について、まだ何も進んでいないリアルな状況をお伝えしました。

その続きとして、そもそもなぜ住み替えを考えることになったのか、そのきっかけについてお話ししたいと思います。

■まだ先でいいと思っていた住み替え

住み替えを具体的に考え始めたのは、今から2年前のこと。
きっかけは、我が家の隣家(夫の実家)に一人暮らしをしていた当時91歳の義父が亡くなったことでした。

義父が亡くなる5年前に義母が亡くなり、その後一人暮らしになっていた義父の暮らしを家族で少しサポートしてはいましたが、14年前にフルリノベーションした我が家は快適で、特に大きな不満もなく(夫が義父の通院などを対応してくれていたこともあったと思います)。

こちら、当時適当に撮影したソファ後ろの壁面スナップ画像。(なので関係各位、水平垂直とか露出補正とかのツッコミは不要)今でもお気に入りのスペースです。

もちろん。築年数のこともあり、「いずれは住み替えを考えないといけない」とは思っていたものの、「今すぐじゃなくてもいいか」と、どこかで先送りにしていたのが正直なところでした。

住み替えに関する情報収集は一切していないまま、義父の他界を迎えました。我が家を含む四軒長屋の共有名義人である夫の姉から、「この家を今後どうしたい?」という相談があって、初めて考え始めたわけです。

具体的には築90年という現実。そして大阪という立地を考えると、南海トラフ地震のリスクももちろん無視できません。(さすがに我が家は倒壊必至!)

誰もが考えるであろう選択肢は大きく2つ。

  • 建て替える
  • 住み替える

もし40代前半だったら、資金を調達して建て替えを検討していたと思います。でも、50代後半というタイミングでは、住まい兼収益物件としての建て替えは現実的ではありませんでした。

結果として、土地を売却し住み替えを考える、という方向に舵を切ることになりました。

■まずは「どこでどう暮らしたいか」を考えること


私が最初にやったことは、「物件探し」ではなく、「この先、どこでどんな暮らしをしたいのか?」これを考えることからスタートしました。

これはライフオーガナイズの基本中の基本。いきなりモノ(今回でいうと家)から考えるのではなく、まず「自分」を主語にして考える。

どこに住みたい?
どんな環境で暮らしたい?
何を大切にしたい?

この軸がないまま進むと、確実に迷います。しかも、時間もお金も無駄にしてしまう可能性が高いんですよね。

実際、住まいの選択肢は想像以上に多いですよね。

  • 賃貸か、持ち家か
  • マンションか、戸建てか
  • 新築か、中古(リノベーション)か
  • 都心か、郊外か
  • シェアハウスという選択肢
  • シニアなら例えばサ高住という選択肢

その他諸々。これだけ選択肢があると、「何が正解か」なんてわかりません。

というより、そもそも正解なんてないんです。
だからこそ必要なのが、「自分はどうしたいのか?」という基準です。

迷うのは、情報が足りないからではありません。
今はむしろ、情報が多すぎる時代。

問題は、

「選ぶ軸がないこと」

です。

これは片づけとまったく同じ構造ですし、大きなお金が動く家づくりにおいては致命傷になりますので要注意!

■あなたは今の住まいにいつまで住みますか?

少しだけ問いかけさせてください。

今の住まいに、あと何年住む予定ですか?
その先の暮らし、なんとなくでもイメージしていますか?

「まだ先の話」と思っていることほど、ある日突然、現実になります。

私がそうだったように。今すぐ答えが出なくてもいいんです。
でも一度、立ち止まって考えてみる。それだけでも、未来の選択は大きく変わっていきます。

でもまぁ、ものすごく考えた結果、あれ?となることも然り…。
次週はそんな話もご紹介いたします。

人生後半に思うことはなんですか?
これから何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

次回は4月15日(水)朝10時にお会いしましょう♪

日本ライフオーガナイザー協会代表理事 高原真由美
ブログ:JALO公式ブログ

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