おはようございます。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。
今月は、ラップ類収納についてご紹介しています。普段なかなか聞くことのないラップに関する収納。編集メンバーの中でも、使いやすいラップも違えば、収納方法も似ていたり、違っていたり・・・私も興味津々です。
みなさん、食品用ラップは買ってきたそのままを使う派ですか? それとも、入れ替えて使う派ですか?
わが家は、そのまま使う派です。実はそのまま使うと決めるまでには、憧れだった見た目がシンプルなラップケースを買い揃えていました。そう、以前は入れ替えて使っていたのです。見た目も揃って気分UP、出しっぱなし収納でラクさUP!!と思っていたのですが、使っているうちに2つのイライラとなることが出てきました。
1.ラップの切り口が本体にくっついて、切り口が見つからない
2.ラップが切れにくい
これが、忙しい時間にかぎって起こるのです。実はこのことが、わが家のラップ類の選び方、収納について考えるきっかけとなりました。
1.使い心地
2.ビジュアル
3.使うときの取り出しやすさ
結果、今はそのまま使う派に変わりました。今日は、そんなわが家のラップ類の選び方・収納についてご紹介します。
■ラップの使い心地は切れ味優先
わが家では、毎朝、おむすびを包むため、ラップは毎日使います。朝の忙しい時間に、ラップが簡単に切れなかったり、切り口が行方不明になると、イライラ度が一気にアップ(笑)。そう、当時使っていた「見た目重視」の入れ替えるケースは、この切れ味が悪かったのです。
試しににメーカー売り出しの箱をそのまま使ってみることにしました。すると、刃の部分が金属製なので切れやすさ抜群。巻き戻しを防ぐ部分にものりがついているので、切り口がわからなくなることもなくなりました。朝のイライラがなくなったのです。
こうした工夫を発見すると、「もう入れ替えなくてもいいや」と思えるようになりました。わが家の食品用ラップを選ぶポイントは、使うときの切れやすさが重要なことがわかったのです。
■見た目重視の出した収納から収める収納へ
毎朝必ず使うからこそ出したままの収納が便利!! 出しっぱなし収納はラクですが、買ってきたそのままの箱を使うと、色が煩雑となり、ビジュアルが気になります。見た目の問題を解決するために、出しっぱなしから、収める収納にチェンジしました。ラップを使うキッチンの作業台から動かずに取れて、子どもでも手が届く場所を考えると、作業台下で開きドアになっている場所でした。
ただ、ここは場所としては使いやすいのですが、作業台のコーナーに当たり、使いやすいのは20cmの扉を開けた開口部分だけ。奥には、使用頻度が少ないものを入れ、開口部の使いやすい場所に、よく使うラップ類を厳選して置くことにしました。
■取り出しやすくするための工夫は?
使いやすい場所が狭いため、幅22cmのラップ、アルミホイル、クッキングシート、ガーゼ、この4つだけを収納。ラップもよく使う幅22cmのもの1本だけ。ラップは1本に厳選したことで、なくなる頻度も高くなったので、長さ50mのものを購入するようにしています。
収納の工夫として、毎日使うラップとアルミホイル、ときどき使うクッキングシートとガーゼを100均一のブックエンドを使って仕切っています。ラップとアルミホイルは収納場所の奥行きに対して短いので、奥に入り込むと取り出しにくくなります。そこで、使っていない調味料入れを置いてストッパーの役目に。仮置きのつもりが今もそのまま使っています。
その他、たまに使うことのある幅のあるラップやストックは、別の場所で保管しています。取り出し頻度は少ないので、キッチンシンク・作業台の背面にあるレンジ台の上の棚です。
ラップに対する “私の優先したいこと”がわかると、「詰め替えケースも改良されて、切れやすいものが増えている」と聞いても、「このままでいいや」って思います。何が優先したいかがわかれば、迷わなくなりますね。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか
心地いい暮らしづくりに役立てればうれしいです。
ライフオーガナイザー秋山陽子
ブログ:うちらしく暮らしやすく シンプルing