おはようございます。
ライフオーガナイザーの長谷部敦子です。
9月の片づけ収納ドットコムでは、“ラップ類の収納法”を特集しています。
収納法の違いはもちろん、優先するものの違いがとても分かりやすく、私も楽しく読んでいます。
ラップ類はたくさん持っていても使いこなせないので、わが家にあるのは22cmのラップと30cmのクッキングシートの2種類のみです。
今日はやっと見つけた、わが家に合ったラップ収納方法をご紹介します。
■まずは思い込みをリセットするところから
実家、一人暮らし、新婚時代……。これまでずっとラップ類はキッチンの吊り戸棚に収納していました。
今のキッチンには吊り戸棚をつけなかったので、住み始めてすぐに「ラップの収納はどうしよう?」と悩んだ私。長年、吊り戸棚に収納していたこともあって、“ラップ類は寝かせて収納するもの”という思い込みがありました。
「寝かせて収納できるのはここしかないから」と、入居当初は作業スペースのうしろにある食器棚の浅い引き出しにラップ類を収納していました。
ただ、わが家のキッチンには浅い引き出しは一カ所しかないので、「ここにはラップより他のものを入れたい」という気持ちがだんだん大きくなり、ラップの収納場所を変えることに。
まず、最初にしたことは頭の中のラップ収納に関する思い込みをリセットすること。
「これまでとは違うやり方を探してみよう!」と考えるようにしました。
■これは譲れない! ラップ収納に求めること
次に、自分がラップ収納に求めることを具体的にイメージしました。
私がラップ収納に求めることは
・ストックも一緒にしまえる
・すぐに取り出せる
・使う場所(作業スペース)に近い
という3点でした。
今使っているものとストックは、別に収納する方がいいようにも思いますが、私はストックを別にしてしまうと、途端にその存在を忘れてしまいます。ストックを確認することを面倒に感じてしまい、適当な記憶を頼って買い物をするので、買い過ぎや買い忘れがしょっちゅうでした。
なので、ストックも常に目に見えるところに置いておくことで、ストックの確認作業をなくしたかったのです。
■理想を形にしてくれたのは100均突っ張り棒
自分が求めることを具体的にイメージできたところで、キッチンを観察。
ラップ類の収納にぴったりの場所は、オイルや調味料、キッチンペーパーを入れている引き出しでした。
立てて収納することで、ストックを収納するスペースも十分に確保できます。
ラップが倒れないようにするために、100円ショップの突っ張り棒を利用しています。
引き出しのフレームに突っ張り棒をかませているだけですが、雑に出し入れしてもしっかりラップを支えてくれています。
既存の思い込みを外して、自分の理想を具体化して、形にする。
この3ステップで、私はやっと自分に合ったラップ収納法を見つけることができました。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 長谷部敦子