おはようございます。
ライフオーガナイザーの中村佳子です。
10月は手帳の記事がたくさん上がっていましたが、手帳が気になれば同時に気になりだすのが“カレンダー”。最近では「スマホで一括管理するので紙のカレンダーは使っていません」という人も増えてきていますが、わが家は断然アナログの紙派。
理由は簡単! 子どもたちがスマホを持っていないから。でもこれってすごく重要な話。
“家族の予定を管理したい”のではなく“子どもたちにもカレンダーを自分で見て、自分で把握できるようにしてほしい”ので、紙のカレンダーに書いているのです。
■毎年決まって100円ショップのファミリーカレンダー
カレンダーは人別に予定の書きこめる“ファミリーカレンダー”を採用して3年目です。それぞれの予定ができ始め、1日1マスのカレンダーでは、家族間の予定がお互いうまく把握できなくなってきた頃でした。
シンプルなもので十分なので100円ショップで購入しているのですが、売り切れるときもあるので10月に発売されたらすぐに買うようにしています。こだわりは紙の質くらい。ツルツルのものは書き込みにくくて失敗したことがあるので、マットなものを選んでいます。
■すべてを把握しようとしない!
カレンダーを用意すると「予定を全部書かないといけない」ような気にもなりますが、家族がそれぞれ「気になることだけを書く」ようにしています。
いちばん情報量が多いのが私。私の仕事はイレギュラーなので時間なども細かく書いています。
次は子どもたち。学校行事・試合やお弁当日、延長保育の日などこちらもイレギュラーなものを。毎週の習い事はもうリズムになっているので書いていません。
いちばん情報が少ないのは主人(笑)。夕食がいらない日に×が付いているだけ。きっと本人は「何も書かなくていいんじゃないの」と思っていると思うのですが、“ご飯いる・いらない”問題は重要です。
「カレンダーを見にきてチェックしたいことって何だろう?」と突き詰めた結果、この形になりそれによってそれぞれの見たい情報がすぐに見つかりわかりやすくなりました。
■場所は死角でありながら毎朝家族が必ず通る場所
せっかくカレンダーを書いても誰も見なかったら意味がないので、場所もとても重要!
わが家はキッチンから洗面所に繋がるドアの壁(写真は洗面上から撮影)。
ここなら朝洗面所で歯磨きをしているときにチラッと確認することができます。6歳の次男も一丁前に「今日はママは仕事やな。それでオレは18時まで幼稚園!」という具合です(笑)。
ペンをひもでぶら下げているので、思い立ったらその場ですぐに書き込めるのも便利です。
(キッチン奥の明るい場所が洗面所です)
ちなみに、この場所はリビングやダイニングからは死角になるので気持ち的にもとても楽です。
家族の生活動線上に配置し、書き込む情報も必要なものだけに絞る。動きも内容もシンプルにしたからこそ、家族みんなが使う“ファミリーカレンダー”になりました。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 中村佳子
ブログ: おかたづけのじかん