いる?いらない? すぐに手放せないものは「迷いボックス」のワンステップで解決!

おはようございます。
クローゼットオーガナイザーの柴田敦子です。

片づけのプロでも、すぐに手放すかどうかを決められないときがあります。そんなときは、決断を急がずに「迷いボックス」で保管。決断を一時的に保留にすることで、スムーズに片づけが進むようになりました。

わが家のクローゼット、キッチン、階段下収納にある3つの「迷いボックス」をご紹介します。

■手放すのに躊躇する服は、「迷いボックス」で手放したふり

クローゼットの枕棚に、洋服用の「迷いボックス」として紙袋を置いています。「ちょっとヨレてきた」「あまり似合わない」など、手放すかどうか躊躇する洋服を入れています。

いる?いらない? すぐに手放せないものは「迷いボックス」のワンステップで解決!

ボックスに入れるタイミングは特に決めず、その都度、迷ったときに入れます。中身が溢れないためのルールは3つです。

①「売る」「処分」「譲る」はなるべくその場で判断

「どうしても迷うもの」だけをボックスに入れます。

②ボックスに入れておく期限を決める

迷いボックスには、次の衣替えの時期を書いておき、必ず見直します。見直しても手放すことができず、残留している洋服もありますが、気が済むまで入れておいてもOKにしています。

いる?いらない? すぐに手放せないものは「迷いボックス」のワンステップで解決!

③クローゼットに戻してもOK

紙袋に入れておけば、普段は目につかないので、次のシーズンには迷いなく手放せることがほとんどです。とはいえ、「ちょっとヨレてるけど、部屋着にちょうどいい」など、紙袋から戻すこともたまにあります。

本当に手放さなくても、「手放したふり」をすると、なくても大丈夫かどうかがわかります。

■キッチンまわりの「手放せない」は迷いボックスで見極める

洋服の迷いボックスがうまくいったので、キッチンでも応用しました。キッチンの迷いボックスは、あえて手の届きにくい、パントリーの一番上の段に置いた空き箱です。

いる?いらない? すぐに手放せないものは「迷いボックス」のワンステップで解決!

以前、使用頻度が低い食器を減らそうと思いましたが、割れているわけでもなく、処分するには心苦しい気持ちでいっぱいに。迷いボックスに入れて少し距離を置き、「ボックスから取り出してまで使いたいか?」を見極めています。

未練があった食器も、見えなくなるとすぐ忘れます。食器は代用がきくものがほとんどで、お気に入りが家族分あれば大丈夫だとわかり、手放すことができました。また、数を減らしたことで食器棚の使い勝手がよくなり、むやみに食器類を増やさずに済んでいます。

食器のほか、お弁当箱や保存容器、お菓子の箱など、キッチンまわりの「迷うもの」を入れて、必要かどうかを見極め中です。

いる?いらない? すぐに手放せないものは「迷いボックス」のワンステップで解決!

■使うかどうかわからないものは「なぞボックス」で保管する

ライター手塚さんの記事を読んで、「名もなきモノ」の収納場所を作ることが便利そうだと思いました。
>>>【実録】収納場所がわからないものの定位置が決まった!“名もなきモノ”の収納ビフォーアフター
たとえば、洗濯機の部品らしきもの、使っていないコード、なんとなく手放せない古い竹定規など、「必要かどうかわからないもの」を入れて、「なぞボックス」と名づけています。

いる?いらない? すぐに手放せないものは「迷いボックス」のワンステップで解決!

ふだん目にはつかない階段下の収納に、その中では目につく位置に置いて、忘れないようにしています。

いる?いらない? すぐに手放せないものは「迷いボックス」のワンステップで解決!

住所不定になりがちな「どうしていいかわからないもの」は、なぞボックスに集めておいて、数年使わないとわかれば、潔く処分できそうです。

いる?いらない?を迷って、「考えること」が負担になり、片づけが進まなくなることはよくあります。迷いボックスのワンステップがあるおかげで、片づけスランプを乗り切っています。

「手放せない」を解決するアイデアについてはこちらも参考に:
手放せない、懐かしい小さな思い出を再利用する簡単な5つのアイデア
「いつか着るかも…」と服を手放せない問題を解決する3つのヒント(40代以上の女性必見!)

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ライフオーガナイザー 柴田敦子
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