おはようございます。
ライフオーガナイザーの会田麻実子です。
ふだんの暮らしの中で何かと使う機会の多いティッシュペーパー。使いやすい場所に置いておきたいからこそ、部屋になじむデザインのものがいいですよね。だからでしょうか。世の中にはボックスティッシュやケースに関する悩みが溢れているように感じます。
たとえば、「市販のパッケージそのままは主張が強すぎる」「おしゃれなカバーをつけてみたけれど、なんだか使いにくい」。かといって、お気に入りのパッケージのものを見つけても「そのためだけに、いつもと違うスーパーに行くのが面倒」「パッケージが急に変わって動揺……」「主張の強いタイプをもらってしまって困惑(涙)」なんてことも。実は、これらはすべて、かつての私の話です。
■カゴに入れるだけ。シンプルすぎるわが家の解決策
そんな私のボックスティッシュ問題を解決してくれたのが、こちらのカゴです。といっても、見た目が好きなカゴに箱から出したティッシュを入れただけ。1枚ずつティッシュを手に取れるよう、重り代わりに鉄製のリングを置いています。
もともとこの方法を思いついたのは、「MOMAストア」でティッシュペーパーをパッケージから出してリングを乗せてそのまま使う「トロ ティッシュリング」という商品を見かけたのが始まり。とてもシンプルで潔いけれど、子どものいるわが家では箱ごとティッシュを持っていきたい場面もあります。「ならば、運べるようにしてみよう!」ということで、持ち手のあるカゴに入れることにしました。
あちこち運べるのはもちろん、インテリアにもなじみます。なじみすぎて、来客時に「こんなところにティッシュが!!」と驚かれることもあるくらいです(笑)。さらに箱から出すだけと、余計な手間がほとんどかからないのが、面倒くさがりの私にはぴったり。何よりどんなデザインのティッシュが急に家に入ってきても、困惑することがなくなりました。
■ポケットティッシュもやっぱり入れるだけ。
これに気分を良くした単純な私は、ポケットティッシュも同じように裸のままカゴに入れることにしました。
あまり増やしすぎないようにとは思っていても、気づくと増えているポケットティッシュ。最大の原因は、道で配っているポケットティッシュやチラシを、「もらってあげないとかわいそうだから」という理由で、手渡されるままにもらってくる息子です。
「その優しさを大事にしてあげたいけれど、ポケットティッシュってそこまで使わないんだよね」と思っていましたが、カゴに入れて食卓にポケットティッシュを置くようにしてからは、消費量が増えて、息子の様子を温かく見守れるようになりました。
ティッシュが入るサイズのものなら、カゴでもボックスでもどんなものでも使えます。ティッシュのパッケージ問題にお困りの皆さん、まずはご自宅にあるもので試してみてくださいね!
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ライフオーガナイザー 会田麻実子
ブログ:小さく暮らす。