おはようございます。
ライフオーガナイザーの中村佳子です。
今週は卒業・卒園シーズン真っ只中でしたね。わが家の次男も無事に卒園式を終えることができました。前回・前々回とご紹介したわが家の新しいランドセルスペースもフル稼働する日がもうすぐです。
■メーカーがバラバラで色の散乱が気になる図鑑スペース
わが家のランドセルスペースは、子どもたちが使いやすいように小さな工夫を詰め込んでいますが、機能だけでなく見た目にも少しこだわりを持っています。その1つが“図鑑スペース”。
実は、わが家にある図鑑はメーカーがバラバラ(中央の段)。
プレゼントでもらった図鑑やお下がりのもの、リサイクルショップやフリマで買ったものといろいろな場所からやってきているのでバラバラになってしまいました。読むのに困ることはないのですが、気になるのは並んだときの見た目。大きさも厚さの違いもありますが、それぞれの色がビビッドなこともあって、背表紙の色の違いが特に目立っていました。
■簡単手作りブックカバーで見た目すっきり!
ということで、揃わない図鑑の表紙にお揃いのブックカバーを付けることにしました。
材料は、
・100円ショップのクラフト紙
・マスキングテープ
・のり
の3点セットのみ。
作り方をご紹介します。
1.図案のデザイン
デザインといってもいたってシンプル。パソコンアプリのPowerPointを開き、中央に縦書きで内容をイメージするアイコンとタイトルを入力します。
・私はPowerPointですがExcelやWordなど何でも作成可
・アイコンは「アイコン シルエット モノクロ 無料」で検索したサイトを活用
・白い表紙がいい方は普通紙だと透けてしまうので厚紙がベター
2.図鑑に巻き付け、端はマスキングテープで貼り付け
タイトル(用紙の中心)を図鑑の背表紙に合わせて巻き付け、内側に織り込んだ端はマスキングテープで張り付けます。
・図鑑のように大きい本は紙をプラスして連結して
・上下に紙が余る場合は切り取るのも良いですが、折り込むだけで十分
3.完成!
時間は20~30分と少し掛かりますが、工程自体は簡単なことばかりです。
色が多く雑然と感じていたスペースもすっきりとした印象になりました。
■情報を“引く”ことが選びやすさに繋がる
実は、このブックカバーは見た目の効果だけではありませんでした。「アイコン+タイトル(一言)」にまとめたことで、子どもたちがお目当ての図鑑を探しやすくなったのです。
図鑑の背表紙には、狭いスペースに「植物、動物…」などの内容以外に「図解」「子ども○○」「メーカー名」などの情報も詰め込まれています。もちろんこれは本屋さんで購入するときには必要な情報になるのですが、一度購入して自宅に持ち帰ってくると不要な情報。
それを「アイコン+タイトル」のみのシンプルな情報にすることで、見た目がおしゃれになるだけでなく、探しやすさにも一役買ってくれたというわけです。
おかげで、子どもたちは今までより図鑑を手に取る機会も増え、楽しむようになりました。子どもたちにも使いやすく・探しやすくと考えるとついつい「足す」ことを考えがちですが、必要なのは「(情報を)引く」ことだったのですね。
これはブックカバー以外でもアレンジができるのではと妄想が広がります(笑)
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 中村佳子
ブログ: おかたづけのじかん
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