小さなお子さまをお持ちのお母さんへ 夜の自分時間は「小芝居」で作ろう!

おはようございます。ライフオーガナイザー国分典子です。

毎日育児で大忙しの小さなお子さまをお持ちのお母さん、ゆっくり座る暇さえない!夜の自分時間なんて取れない!とお悩みではないでしょうか?
今日はそんな日々のお悩みを「解決できるかもしれない作戦」をご紹介します。
(注:年齢制限およそ7歳まで!)

小さなお子さまをお持ちのお母さんへ 夜の自分時間は“小芝居”で作ろう!

みなさんのお宅では毎晩絵本の読み聞かせをして、「はい。今日はおしまい!」と言った矢先から、「もう一回読んで!!」とエンドレスにリクエストが出てくることはありませんか?

夜になるとお母さんはヘトヘト。もう早く寝てよ!と感情が抑えられないこともあるのではないでしょうか。

私の子どもたちが小さかった頃は、リクエストにお応えして当然! だって私はお母さんだから、とフラフラになりながらもお付き合いをしていました。でもだんだん、もう読みたくない! やめたい! 限界! と、ある日ついにお手上げ状態になりました。

小さなお子さまをお持ちのお母さんへ 夜の自分時間は“小芝居”で作ろう!

そんなピンチのときに突然ある作戦が舞い降りて来たのです。

それは、お店に営業時間があるように、お母さんの営業時間を作るということ。
つまり私の営業時間を決めて残業はしない! という作戦です。営業時間が決まれば、私もその時間までは頑張れる。そして営業時間が終了したら、あとは自分時間を確保しようと決めました。

では作戦を紹介しましょう。

  1. 子どもたちにあらかじめ「お母さんの営業時間を決めたよ。時計の長い針が12、短い針が9を指したらお母さんデパートのシャッターは閉まるからね」と猛アピール。
  2. 絵本の読み聞かせが営業時間内に終わるよう速度調整(わざとゆっくり読んだり、早口になったり)。
  3. 9時になるとデパートのお姉さんになり切り「本日もご利用誠にありがとうございました。また明日のお越しを心からお待ちして申し上げております」と言いながらシャッターを閉めるふり。
  4. 深々とお辞儀をしてその場から退散。お母さんデパートは営業終了。

小さなお子さまをお持ちのお母さんへ 夜の自分時間は“小芝居”で作ろう!

最初の一週間ほど、この作戦に子どもたちはきょとん! なんで!? と大騒ぎ!

そりゃそうですね。一方的に営業時間を猛アピールされたものの、何が起こったかを理解できない様子。でもだんだんこの作戦に慣れてくれるようになり、夜の9時になるとお母さんの営業時間は終了すると思い込んでくれるようになりました。

おかげで夜の自分時間を無事確保。翌日も元気にお母さん業ができるように、リラックスタイムを存分に楽しむことができました。

先日この記事を書くにあたって、子どもたちに「お母さんデパートの営業時間のことを覚えている?」と尋ねてみたところ、こんな返事が返ってきました。

「めちゃくちゃ覚えている! あ~~今日も営業時間が終わったか、と思っていた」。
どうやら子どもたちの心を痛めることなく、どの家庭でもこの営業時間制度があると素直に思い込んでいたようです。

子育てが忙しいお母さんは、エンドレスに続くお世話で毎日一生懸命頑張っています。
でもそんな毎日の中でも自分時間を確保するのはとても大事なこと。その時間が一日の疲れを癒し、自分への労わり気持ちを育み、心にゆとりを運んでくれます。

小さなお子さまをお持ちの頑張っているお母さん。一度この作戦を試してみませんか?もしかするとあなたのお子さまも素直に思い込んでくれるかもしれませんよ。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー国分典子
ブログ名:ライフオーガナイザー・メンタルオーガナイザー国分典子が伝えるココロが軽くなる整理術

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