○○○をつければ機能的! 子どもが「自分でできる」をかなえる玄関収納

おはようございます。
ライフオーガナイザーの白石規子です。

今日は北海道札幌市在住のライフオーガナイザー、戸井由貴子さん宅の玄関収納第2弾をご紹介します。
第1弾はこちら
靴も衣替えしていますか? 入れ替え簡単&お掃除ラクチンな靴収納

雪国の冬は、子どもたちはスキーウエアで登校するのがお約束。

でも、「朝はクローゼットから出したスキーウエアを着せ、帰宅するたびに玄関先で脱いだウエアを受け取り、またクローゼットに掛けなくてはいけない。濡れたウエアを家の中に持ち込むと他の洋服も濡れてしまうし、何よりも、毎日それを繰り返すのが面倒・・・」。
そんな悩みがあったそうです。

子どもが「自分でできる」をかなえる玄関収納

そこで戸井さんが考えたのは、玄関収納に「娘さん自身がスキーウエアを掛けられる場所を作ろう!」ということ。

もともと可動式の棚はありましたが、洋服を掛けられる場所はありませんでした。「IKEA」でキッチン用のレールを購入し設置。S字フックで、外出時に必要なアイテムを掛けられるようにしました。

出かけるときにはこの場所でウエアを着て、帰宅したら脱いで引っ掛けるだけ。
ハンガーではなく、直接S字フックに掛けるだけなのがポイントです。また、他の洋服を濡らすこともなく、翌日には乾いているので、ストレスもたまりません。

子どもが「自分でできる」をかなえる玄関収納

春から秋には、帽子やお出かけ用の小物を掛けています。S字フックは左右に動かすことができ、増減も自由。ものによりフックの位置を変えることができるのは、かなり便利とのこと。バードウォッチングで使う双眼鏡の定位置もここに。

この玄関収納、実は別の壁面にハンガーを掛けられるバーがあるのですが、小2の娘さんには高すぎて手が届きません。でもS字フックのレールの高さであれば、娘さんが自分で洋服を掛けることができます。

子どもが「自分でできる」をかなえる玄関収納

この仕組みをつくったおかげで、娘さんが出かけるときのバタバタがなくなり、帰宅してもわざわざ2Fのリビングダイニングルームから1Fまでお迎えに行かなくて済むようになりました。

戸井さんが片づけするとき常に考えているのは、「自分のことは自分でできる環境をつくる」こと。「子どもが自分でできる仕組み」をつくることで、お母さんの時間も増えますね。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー 戸井由貴子
HP:OPT LIFE
ブログ:暮らし最適化 IDEA NOTE

記事・写真:白石規子
編集:髙原真由美

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