冷蔵庫もシニア目線で。備えつけトレイも使い方すらカスタマイズ!

おはようございます。ライフオーガナイザーの野田弥栄子です。
10月末に誕生日を迎えて84歳になったばかりの義母と同居のため、フルリノベーションした住まいで暮らしています。

に続いて、シニアの冷蔵庫の収納をご紹介します。

10年以上使用している義母の冷蔵庫は約340リットルと、お一人様にはちょっと大きいサイズです。慣れたものが使いやすいので、現役で使用中。少し使い方をカスタマイズすることで、より見やすく使いやすくなりました。

冷蔵庫もシニア目線で。備えつけトレイも使い方もカスタマイズ

義母との夕食生活、「毎回一緒に食事する」「作って持っていく」というようなルールは作らず、(義母が期待していないということかもしれませんが・・・ 汗)お互いが心地いいように、週末一緒に食べたり、私が多めに作ったものを部屋まで運んだりと、かなりゆるくお手伝いしています。
基本的には、週2でヘルパーさんが作ってくれますが、自分の好みの味つけも、ときどき食べたくなるようです。

体調がいいと、自分で昔よく作っていた料理を、私たちにまで持ってきてくれます。「おふくろの味」の煮物は、絶品です。
そんな義母の冷蔵庫には、週一で買い物をした材料が入っています。荷物持ちがいると思うと安心するのか、毎回かなりの量を購入します。また「買い物」は日々の楽しみのひとつでもあるようです。

冷蔵庫のゴールデンゾーンには扉つきの収納スペースがあるのですが、その中に使いきれていない食材が多いことに気づきました。見えなくて忘れているようなので、扉を取ってしまうことを提案してみました。

冷蔵庫もシニア目線で。備えつけトレイも使い方もカスタマイズ

代わりに「100円ショップ」の上から覗けるトレイを。
使いかけのお肉や、ちょっと残ったソースなど、分類は特に決めていないようですが、だいたい金曜日にはほぼカラになっているようです。

野菜室も、いろんな種類の野菜が少しずつ、残っています。
保存容器へ入れ替えることも試みたようですが、「封をあける力がない」「蓋をあける力がない」ようで、見栄えのいいおしゃれな保存容器ではなく、自分仕様の入れものやラップでアレンジしたり、野菜が入っていた袋をハサミで切り、そのまま使っているようです。
私は、気がついたときにちょっと掃除をする程度ですんでいます。

シニアの冷蔵庫は、「衛生面」「栄養面」を考えての、見通しのよさ、使いやすさが一番大切。

ちなみに義母が気に入っている、便利グッズのご紹介です。
握力がなくても簡単開封!ペットボトルや缶のプルトップ空けに「マルチ対応キャップオープナー」
有限会社アンリミットジャパン

冷蔵庫もシニア目線で。備えつけトレイも使い方もカスタマイズ

これで解決しない場合は、瓶の蓋を空けたまま冷蔵庫に収納。これは義母のアイディアです。
自分の使いやすい方法を自分自身で見つけ出しました。

冷蔵庫もシニア目線で。備えつけトレイも使い方もカスタマイズ

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー野田弥栄子
ブログ:奇跡のたねをそだてよう

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