押入れを憧れのウォークインクローゼットへ! 取る・塗る・貼るで大変身!

おはようございます。
ライフオーガナイザーの中村佳子です。

3LDKのマンションに4人暮らし(夫、私、長男(小3)、次男(年中))のわが家。
わが家に子どもたち待望の“こどもきち”こと子ども部屋が出来た様子は以前3編にわたりご紹介しました。

過去の記事
子どもが自分で片づけられる部屋づくり(前編):キーワードは「ここが僕の大好きな部屋!」
子どもが自分で片づけられる部屋づくり(中編): ルールは簡単!かけ声は「1・2・3!」
・子どもが自分で片づけられる部屋づくり(後編):思わず片づけてしまうトラップを仕掛ける?!

子どもたちが大満足の“こどもきち”ができたわけですが、実は後日談があるのです。
こどもきちとなった部屋が寝室だった頃のクローゼットに収められていた私の洋服が、こどもきち完成とともにところてんのように部屋から追い出され、行き場をなくしました。

というと大袈裟ですが(笑)、私の洋服を収納するスペースを作らなければならなくなったのです。そして、その場所は押入れ以外にありませんでした。
3LDKのマンションに4人暮らし、もう1部屋のクローゼットは主人用として動かさない、というのが、こどもきちを作るときの主人の唯一の希望でしたし、そこしかないという感じです。

押入れを憧れのウォークインクローゼットへ
(写真正面が当時の和室押入れ。こどもきち完成後は下段のおもちゃがない状態でした)

今までクローゼットに収納していた自分の洋服を押入れにしまう。片づけのプロの腕の振るいどころと言えばそうなのですが、ワンピースやロングコートの裾が折れ曲がる姿を想像してはテンションが下がる一方でした。

どんな押入れになれば理想なのか? 毎日洋服を選ぶのにワクワクする上に機能的な空間にするにはどうすればいいのか? そう考えた結果、押入れをウォークインクローゼットに大改造することにしたのです。

そうと決まればあとはやるだけ!
まずは、押入れの中段を業者の方の手も借りて取り外しました。一日中、押し入れの中をやすりがけした日もあります。

真っさらになれば、次は壁紙貼りへ。
これは「素人が手を出さない方がいい」とプロの技を痛感した作業でした。そして、残る壁や枠、外の壁のペイントは子どもたちと一緒に。
自分たちでできることは自分たちでやってみることで、空間に愛着も出てきます。

そして、ウォークインクローゼットの完成です!

押入れを憧れのウォークインクローゼットへ

前から見るとクローゼットには見えませんが

押入れを憧れのウォークインクローゼットへ

横から覗くとバーを縦向きに取り付けて洋服を掛けているのが見えます。
この押入れは襖を境に、向かって左側がウォークインクローゼット、右側が納戸と2役を担うスペースに変わりました。納戸の役割も残したことで、元々押入れに入れてあり、ここがベストポジションだと感じる日常用品も収めることができています。

POPなキッズスペースから、快適で機能的でシックなウォークインクローゼットへ。
子どもたちのお気に入りから今は私のお気に入りの空間に変わりました。

そして、想定外だったのが“時間”。
リビング横の和室に私のクローゼットが移動したことで、私の支度にかかる時間が短くなったのです。
目の前の形に諦めることなくトライすることで、空間も心も、そして、時間もオーガナイズすることができました。

あなたは生み出された時間で何をしますか?何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てればうれしいです。

ライフオーガナイザー 中村佳子
ブログ:おかたづけのじかん

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